ページへ戻る

− Links

 印刷 

肝生検 :: 医療 Wiki

illness:肝生検

ページ内コンテンツ
  • 針生検
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

針生検 anchor.png[1]

肝臓に針を刺して組織や細胞を採取して、顕微鏡で細かく観察する検査です。針生検ともいい、血液検査や超音波検査、CT検査などでは診断できない場合や、もっと詳しい情報が必要な場合に行われます。

Page Top

何がわかるのか anchor.png[2]

がんが疑われるときには、細胞を調べて良性か悪性かを鑑別して、悪性であればその性質や悪性度、さらに組織の変化がどの程度進んでいるかを調べます。
肝硬変では、線維化[3]や組織の変化の進み具合を調べます。

Page Top

どのような検査か anchor.png[4]

超音波検査の画面を見ながら、腹壁から針を刺して組織を採取する超音波ガイド下針生検と腹腔鏡検査[5]との併用法があります。
検査時間は30分~1時間です。準備や止血を確認するために2~3日の入院が必要です。

Page Top

検査を受ける時の注意 anchor.png[6]

前日の夕食後から絶食します。当日は、点滴と浣腸を行います。局所麻酔をしますが多少の痛みがありますので、痛みが強いときや、腹部が張って苦しいときは申し出てください。
翌日まで安静にして、排尿はベッドで行います。

Page Top

検査結果の判定 anchor.png[7]

結果が出るまでに約1週間かかります。組織や細胞の状態で判定されます。

Page Top

異常な場合に疑われる病気[8] anchor.png[9]

肝臓がん[10]、肝硬変、慢性肝炎、脂肪肝、自己免疫性肝炎[11]、肝嚢胞など。


Last-modified: 2011-05-25 (水) 20:49:08 (JST) (4718d) by seriza