- カシリビマブ(遺伝子組換え) イムデビマブ(遺伝子組換え)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 使用上の注意
- 生活上の注意
- 副作用
カシリビマブ(遺伝子組換え) イムデビマブ(遺伝子組換え) [1]
抗SARS-CoV-2モノクローナル抗体
抗体カクテル療法
- ロナプリーブ点滴静注セット300 (製薬会社:製造販売元 中外製薬株式会社)
- カシリビマブ製剤2.5mL×1バイアル及びイムデビマブ製剤2.5mL×1バイアル
- ロナプリーブ点滴静注セット1332 (製薬会社:製造販売元 中外製薬株式会社)
- カシリビマブ製剤11.1mL×1バイアル及びイムデビマブ製剤11.1mL×1バイアル
SARS-CoV-2による感染症
- ロナプリーブは、COVID-19重症化リスク因子を持つ患者さんの重症化の抑制、症状消失までの期間短縮の効果があります。
- ロナプリーブは、デルタ株をはじめとする複数の変異株[3]に効果があることが非臨床試験で確認されています。
通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、カシリビマブ(遺伝子組換え)及びイムデビマブ(遺伝子組換え)としてそれぞれ600mgを併用により単回点滴静注する。
使用上の注意 [5]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与される。
重大な副作用 [8]
- 重篤な過敏症
アナフィラキシーを含む重篤な過敏症があらわれることがある。
- infusion reaction
発熱、呼吸困難、酸素飽和度低下、悪寒、嘔気、不整脈[9]、胸痛、胸部不快感、脱力感、精神状態変化、頭痛、気管支痙攣、低血圧、高血圧[10]、咽頭炎、蕁麻疹、そう痒、筋痛、めまい等があらわれることがある。