ホリナートカルシウム(Calcium folinate)
還元型葉酸製剤
- ロイコボリン錠 (製薬会社:製造販売元 ファイザー株式会社/)
作用と効果
細胞の葉酸プールに取り込まれ、活性型葉酸となり、細胞の核酸合成を再開させ、葉酸代謝拮抗剤であるメトトレキサートの毒性を軽減します。 通常、葉酸代謝拮抗剤であるメトトレキサートの毒性軽減に用いられます。
用法・用量
- メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法、M-VAC療法
メトトレキサートによると思われる副作用がでた場合に、通常、成人は1回2錠(ホリナートとして10mg)を6時間ごとに4回服用します。必要によりメトトレキサートの服用量と同量を服用することがあります。 - メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法
通常、メトトレキサートを服用後24時間目から成人は1回3錠(ホリナートとして15mg)を6時間ごとに2~6回服用します。メトトレキサートによると思われる副作用がでた場合には、増量され、服用期間が延長されることがあります。年齢・症状により適宜増減されます。
- プララトレキサート投与時
通常、成人にはプララトレキサート投与後24時間目よりホリナートとして1回25mgを8時間間隔で6回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
ジェネリック医薬品
- ホリナート錠
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初版日時: 2012-06-07 (木) 10:33:57
最終更新: 2022-03-28 (月) 16:56:25 (JST) (754d) by kondo
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