レボメプロマジンマレイン酸塩(levomepromazine maleate )
精神神経安定剤
作用と効果
神経伝達物質であるドパミン及びセロトニンの受容体を遮断する作用があり、不安や緊張をやわらげます。 考えがまとまりにくいなどの心の不調をととのえ、気分を安定させます。
用法・用量
通常、成人はレボメプロマジンとして1日25~200mgを数回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中にレボメプロマジンとして5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。
副作用
副作用として、血小板減少性紫斑病、過敏症(過敏症状、光線過敏症)、肝障害(全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる)などが報告されています。
稀な副作用
- 悪性症候群
38℃以上の発熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ
- 突然死
立ちくらみ、意識消失、脈がとんだり遅くなる
- 再生不良性貧血、無顆粒球症
貧血症状、のどの痛み、発熱
- 麻ひ性イレウス
食欲不振、吐き気、便秘
- 遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア
口、舌、あごなどの不規則なもぐもぐ運動、目が上を向く、首がねじれて突っ張る
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初版日時: 2013-05-30 (木) 17:12:45
最終更新: 2019-03-13 (水) 21:24:00 (JST) (1864d) by kondo
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