- セマグルチド(遺伝子組換え)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 使用上の注意
- 生活上の注意
- 副作用
セマグルチド(遺伝子組換え) [1]
2型糖尿病[2]治療剤 経口GLP-1受容体作動薬
- リベルサス錠 (製薬会社:製造販売元 ノボ ノルディスク ファーマ株式会社/販売提携 MSD 株式会社)
通常、成人には、セマグルチド(遺伝子組換え)として1日1回7mgを維持用量とし経口投与する。ただし、1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgに増量することができる。
重大な副作用 [8]
- 低血糖[9]
脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常等の低血糖[9]症状があらわれることがある。
また、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤との併用時に重篤な低血糖[9]症状があらわれ意識消失を起こすことがある。
- 急性膵炎
嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛等
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 0.1~1%未満 | 頻度不明 |
肝胆道系 | - | - | - | 胆石症 |
生殖系及び乳房 | - | - | - | - |
神経系 | - | 頭痛 | 浮動性めまい、味覚異常 | - |
眼 | - | 糖尿病[2]網膜症 | - | - |
循環器・心臓 | - | - | - | 心拍数増加 |
消化器 | 悪心、下痢 | 便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛、消化不良、上腹部痛、腹部膨満、胃食道逆流性疾患 | 鼓腸、胃炎、おくび | - |
全身 | - | - | 疲労、無力症 | - |
臨床検査 | - | リパーゼ[11]増加 | 体重減少、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、アミラーゼ[12]増加 | - |