- 足根中足関節症 概要
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- 罹患した著名人
足根中足関節症 概要 [1]
リスフラン関節(足根中足関節)は5本の中足骨(足指の骨)それぞれと足の甲の立方骨の間にある関節のことです。
外反母趾や扁平足(回内足)などが原因で、土踏まずが潰れ、体重が均等に足首に乗らなくなると、リスフラン関節に大きな負荷がかかり、炎症が起こります。
リスフラン靭帯損傷[2]は、リスフラン関節症とは別の病気[3]です。
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初期症状では、足の甲が腫れて体重をかけると足の甲が痛みます。そのまま長期間放置しておくと関節炎が重症化し骨棘を生じて足の甲の骨が出っ張ってきます。
- 外反母趾や扁平足(回内足)
歩行時に、回外運動がうまくできないことが、足の甲(リスフラン関節)に負担がかかり、痛みや炎症が起きる原因になります。
- 回外とは、足の小指を底にした状態で内側に向ける動きをいいます。
- 中足骨とリスフラン関節でつながる立方骨の骨密度が低下していることが原因で、リスフラン関節に負担がかかり、足の甲に痛みが出ることもあります。
- スポーツ・運動
スポーツで踏み切り動作を繰り返し、中足骨を通じてリスフラン関節に強い力が加わった事が原因で発症することがあります。
内側のアーチを引き上げ、扁平足(回内足)を改善します。
歩行時には、回外運動ができるようにします。
テーピングで関節や足のアーチを保持する方法が有効です。
- 神野美伽 演歌歌手
2018年2月20日に両足甲の手術を受けた。
5回目の手術で、全身麻酔を受けた後、自らの骨髄液を左足甲の穴に埋め、右足甲の脱臼とともにボルトで止めた。