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リウマトレックスカプセル :: 医療 Wiki

illness:リウマトレックスカプセル

ページ内コンテンツ
  • メトトレキサート (Methotrexate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • 同じ成分の医薬品
    • ジェネリック医薬品

メトトレキサート (Methotrexate) anchor.png[1]

抗リウマチ剤

  • リウマトレックスカプセル (製薬会社:ファイザー株式会社)
    リウマトレックスカプセル, rheumatrex.jpg[2]
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作用と効果 anchor.png[3]

免疫機能をつかさどっているリンパ球や炎症に関係している細胞の働きを抑え、異常な状態となっている免疫反応を抑えることで、関節の腫れや痛みの症状を改善します。

  • 関節リウマチ[4]
  • 局所療法で効果不十分な尋常性乾癬
  • 関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
  • 関節症状を伴う若年性特発性関節炎
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用法・用量 anchor.png[5]

  • 関節リウマチ[4]
    通常、1週間単位の投与量をメトトレキサートとして6mgとし、1週間単位の投与量を1回又は2~3回に分割して経口投与する。分割して投与する場合、初日から2日目にかけて12時間間隔で投与する。1回又は2回分割投与の場合は残りの6日間、3回分割投与の場合は残りの5日間は休薬する。これを1週間ごとに繰り返す。
    なお、患者の年齢、症状、忍容性及び本剤に対する反応等に応じて適宜増減するが、1週間単位の投与量として16mgを超えないようにする。
  • 局所療法で効果不十分な尋常性乾癬
    通常、1週間単位の投与量をメトトレキサートとして6mgとし、1週間単位の投与量を1回又は2~3回に分割して経口投与する。分割して投与する場合、初日から2日目にかけて12時間間隔で投与する。1回又は2回分割投与の場合は残りの6日間、3回分割投与の場合は残りの5日間は休薬する。これを1週間ごとに繰り返す。
    なお、患者の年齢、症状、忍容性及び本剤に対する反応等に応じて適宜増減するが、1週間単位の投与量として16mgを超えないようにする。
  • 関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
    通常、1週間単位の投与量をメトトレキサートとして6mgとし、1週間単位の投与量を1回又は2~3回に分割して経口投与する。分割して投与する場合、初日から2日目にかけて12時間間隔で投与する。1回又は2回分割投与の場合は残りの6日間、3回分割投与の場合は残りの5日間は休薬する。これを1週間ごとに繰り返す。
    なお、患者の年齢、症状、忍容性及び本剤に対する反応等に応じて適宜増減するが、1週間単位の投与量として16mgを超えないようにする。
  • 関節症状を伴う若年性特発性関節炎
    通常、1週間単位の投与量をメトトレキサートとして4~10mg/m2とし、1週間単位の投与量を1回又は2~3回に分割して経口投与する。分割して投与する場合、初日から2日目にかけて12時間間隔で投与する。1回又は2回分割投与の場合は残りの6日間、3回分割投与の場合は残りの5日間は休薬する。これを1週間ごとに繰り返す。
    なお、患者の年齢、症状、忍容性及び本剤に対する反応等に応じて適宜増減する。
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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、ALT(GPT)、AST(GOT)、AL-Pの上昇等の肝機能障害、口内炎、倦怠感、吐き気、発疹、皮膚のかゆみ、発熱、蕁麻疹、光線過敏症などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • ショック、アナフィラキシー様症状
    冷感、呼吸困難、血圧低下 等
    体が急に冷たく感じる、息切れ、息苦しい、ふらつき
  • 骨髄抑制
    汎血球減少、無顆粒球症(前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合がある)、白血球減少、血小板減少、貧血[8]等の骨髄抑制、再生不良性貧血[9]があらわれることがある。
    発熱、口内炎、のどの痛み、かぜのような症状、歯ぐきから出血、青あざ、動悸、疲れやすい
  • 感染症
    呼吸不全にいたるような肺炎[10](ニューモシスティス肺炎[10]等を含む)、敗血症[11]、サイトメガロウイルス感染症、帯状疱疹[12]等の重篤な感染症(日和見感染症を含む)があらわれることがある
  • 結核
  • 劇症肝炎、肝不全
    劇症肝炎、肝不全、肝組織の壊死・線維化[13]、肝硬変等の重篤な肝障害(B型又はC型肝炎[14]ウイルスによるものを含む)があらわれることがある。
    食欲不振、からだがだるい、皮膚や白目が黄色くなった
  • 急性腎不全、尿細管壊死、重症ネフロパチー
    尿量の減少、顔などのむくみ、口の渇き
  • 間質性肺炎[15]、肺線維症、胸水
    発熱、咳嗽、呼吸困難
  • 中毒性表皮壊死融解症(TEN:Toxic Epidermal Necrolysis)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
    発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎 等
  • 出血性腸炎、壊死性腸炎
    激しい腹痛、下痢 等
  • 膵炎
  • 骨粗鬆症
  • 脳症(白質脳症を含む)
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その他の副作用 anchor.png[16]

副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害-好酸球増多出血低ガンマグロブリン血症、リンパ節腫脹
肝臓肝機能障害(ALT(GPT)、AST(GOT)、AL-Pの上昇等)LDHの上昇-黄疸、脂肪肝
腎臓-BUN上昇、血尿、クレアチニン[17]の上昇、蛋白尿--
生殖系及び乳房---無精子症、卵巣機能不全、月経不全、流産
精神神経系-頭痛、めまい意識障害、眠気、目のかすみ、しびれ感、味覚異常項部緊張、背部痛、錯感覚
呼吸器-咳嗽、呼吸困難--
消化器-嘔気、腹痛、下痢、口内炎、食欲不振、嘔吐、舌炎口唇腫脹、消化管潰瘍・出血メレナ、イレウス
皮膚・皮下組織系-脱毛紅斑、皮下斑状出血、皮膚潰瘍光線過敏症注、色素沈着、色素脱出、ざ瘡、結節
過敏症-発疹、そう痒、発熱蕁麻疹-
その他-倦怠感、動悸、胸部圧迫感、低蛋白血症、血清アルブミン減少、浮腫膀胱炎、結膜炎、関節痛耳下腺炎、悪寒
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同じ成分の医薬品 anchor.png[18]

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ジェネリック医薬品[20] anchor.png[21]

  • メトトレキサート錠
  • メトトレキサートカプセル

Last-modified: 2019-03-29 (金) 16:05:50 (JST) (1854d) by kondo