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ラミクタール錠 :: 医療 Wiki

illness:ラミクタール錠

ページ内コンテンツ
  • ラモトリギン(Lamotrigine)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • てんかん
      • 双極性障害
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • 同じ成分の医薬品
    • ジェネリック医薬品

ラモトリギン(Lamotrigine) anchor.png[1]

てんかん[2]剤・双極性障害[3]治療薬

  • ラミクタール錠 (製薬会社:グラクソ・スミスクライン株式会社)
  • ラミクタール錠小児用 (製薬会社:グラクソ・スミスクライン株式会社)
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作用と効果 anchor.png[4]

  • てんかん[2]
    興奮性の神経伝達物質の遊離を抑制して神経の過剰な興奮を抑え、けいれん発作を起こしにくくします。通常、部分発作、強直間代発作などのてんかん[2]発作に他の抗てんかん[2]薬との併用療法に用いられます。
  • 双極性障害[3]
    双極性障害[3]での抑うつ状態や躁状態の再発の抑制に用いられます。
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用法・用量 anchor.png[5]

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てんかん[2] anchor.png[6]

  • バルプロ酸ナトリウムを併用
    通常、成人は初めの2週間は1回1錠(主成分として25mg)を1日おきに1回服用し、次の2週間は1日1錠(25mg)を1回に服用します。以後、1~2週間ごとに1~2錠(25~50mg)ずつ徐々に増量されます。維持量は1日4~8錠(100~200mg)を2回に分けて服用するとされています。
    通常、小児は初めの2週間は1日体重あたり0.15mg/kgを1回に服用し、次の2週間は1日0.3mg/kgを1回に服用します。以後、1~2週間ごとに最大0.3mg/kgずつ徐々に増量されます。
    維持量はバルプロ酸ナトリウムに加えてカルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール、プリミドンを服用している場合は1日1~5mg/kg、バルプロ酸ナトリウムだけの場合は1日1~3mg/kgを2回に分けて服用するとされていますが、いずれも1日最大量は8錠(200mg)までとされています。
  • バルプロ酸ナトリウム以外の抗てんかん[2]薬(カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール、プリミドンなど)を併用
    通常、成人は初めの2週間は1日2錠(主成分として50mg)を1回に服用し、次の2週間は1日4錠(100mg)を2回に分けて服用します。以後、1~2週間ごとに最大4錠(100mg)ずつ徐々に増量され、維持量は1日8~16錠(200~400mg)を2回に分けて服用するとされています。
    通常、小児は初めの2週間は1日体重あたり0.6mg/kgを2回に分けて服用し、次の2週間は1日1.2mg/kgを2回に分けて服用します。以後、1~2週間ごとに最大1.2mg/kgずつ徐々に増量され、維持量は1日5~15mg/kgを2回に分けて服用するとされていますが、1日最大量は16錠(400mg)までとされています。
  • バルプロ酸ナトリウム以外の抗てんかん[2]薬(ゾニサミド、ガバペンチン、トピラマートなど)を併用
    通常、成人は初めの2週間は1回1錠(主成分として25mg)を1日おきに1回服用し、次の2週間は1回1錠(25mg)を1日1回服用します。以後、1~2週間ごとに1~2錠(25~50mg)ずつ徐々に増量されます。維持量は1日4~8錠(100~200mg)を2回に分けて服用するとされています。
    通常、小児は初めの2週間は1日体重あたり0.15mg/kgを1回に服用し、次の2週間は1日0.3mg/kgを1回に服用します。以後、1~2週間ごとに最大0.3mg/kgずつ徐々に増量されます。維持量は1日1~3mg/kgを2回に分けて服用するとされていますが、1日最大量は8錠(200mg)までとされています。

本剤は1錠中に主成分を25mg含有しますが、他に2mg、5mgまたは100mg含有するものがあり、これらを組み合わせて飲むことがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れに気づいた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして次の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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双極性障害[3] anchor.png[7]

  • 併用薬の無い場合
    通常、成人は初めの2週間は1回1錠(主成分として25mg)を1日1回服用し、次の2週間は1日2錠(50mg)、5週目は1日4錠(100mg)、6週目以降は維持用量として1日8錠(200mg)をいずれも1回または2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて最大4錠(100mg)ずつ徐々にされます。1日最大量は16錠(400mg)とされています。
  • バルプロ酸ナトリウムを併用
    通常、成人は初めの2週間は1回1錠(主成分として25mg)を1日おきに1回服用し、次の2週間は1日1錠(25mg)を1回に服用し、5週目は1日2錠(50mg)、6週目以降は維持用量として1日4錠(100mg)をいずれも1回または2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて最大2錠(50mg)ずつ徐々にされます。1日最大量は8錠(200mg)までとされています。
  • バルプロ酸ナトリウム以外の薬剤(カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール、プリミドンなど)を併用
    通常、成人は初めの2週間は1日2錠(主成分として50mg)を1回に服用し、次の2週間は1日4錠(100mg)、5週目は1日8錠(200mg)、6週目は1日12錠(300mg)、7週目以降は維持用量として1日12~16錠(300~400mg)をいずれも2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて最大4錠(100mg)ずつ徐々にされます。1日最大量は16錠(400mg)までとされています。
  • バルプロ酸ナトリウム以外の薬剤(リチウム、オランザピンなど)を併用
    通常、成人は初めの2週間は1回1錠(主成分として25mg)を1日1回服用し、次の2週間は1日2錠(50mg)、5週目は1日4錠(100mg)、6週目以降は維持用量として1日8錠(200mg)をいずれも1回または2回に分けて服用します。症状に応じて適宜増減されますが、増量は1週間以上の間隔をあけて最大4錠(100mg)ずつ徐々にされます。1日最大量は16錠(400mg)までとされています。

本剤は1錠中に主成分を25mg含有しますが、他に100mg含有するものがあり、これらを組み合わせて飲むことがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れに気づいた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして次の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[8]

主な副作用として、傾眠(意識がぼんやりする)、めまい、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[9]

  • 皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症
    発熱、眼の充血、口唇・口腔粘膜・陰部のびらん
  • 過敏症症候群
    発疹、発熱、顔面浮腫
  • 再生不良性貧血[10]、汎血球減少、無顆粒球症
    貧血[11]症状、発熱、のどの痛み
  • 肝炎、肝機能障害、黄疸
    全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
  • 無菌性髄膜炎[12]
    首の硬直、発熱・頭痛、吐き気・嘔吐
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同じ成分の医薬品 anchor.png[13]

  • ラミクタール錠小児用
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ジェネリック医薬品[14] anchor.png[15]

  • ラモトリギン錠
  • ラモトリギン錠小児用

Last-modified: 2019-04-08 (月) 13:54:44 (JST) (1844d) by kondo