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メリカット坐剤 :: 医療 Wiki

illness:メリカット坐剤

ページ内コンテンツ
  • ジクロフェナクナトリウム(Diclofenac sodium)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ジクロフェナクナトリウム(Diclofenac sodium) anchor.png[1]

鎮痛・解熱・抗炎症剤

  • メリカット坐剤 (製薬会社:日医工株式会社)
    販売中止された医薬品です。
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作用と効果 anchor.png[2]

炎症を引きおこすプロスタグランジンの生合成を抑えることにより、抗炎症作用を示し、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。
通常、関節リウマチ[3]・変形性関節症・腰痛症・後陣痛の治療とその鎮痛・消炎、手術後の鎮痛・消炎、他の解熱剤で効果が期待できないか他の解熱剤の投与が不可能な場合の急性上気道炎の緊急解熱に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

  • 成人
    通常、1回1~2個(主成分として25~50mg)を1日1~2回直腸内に挿入しますが年齢・症状により低用量で使用されることがあります。また、高齢者では少量から開始されます。
  • 小児
    通常、1回体重1kgあたり主成分として0.5~1.0mgを1日1~2回直腸内に挿入しますが、年齢・症状により低用量で開始、使用されることがあります。1回目安量は、1~3歳未満1/4個(6.25mg)、3~6歳未満1/4個~1/2個(6.25~12.5mg)、6~9歳未満1/2個(12.5mg)、9~12歳未満1/2~1個(12.5~25mg)を1日1~2回使用します。
  • 本剤は1個中に主成分25mgを含有します。
  • いずれの場合も、必ず指示された方法に従ってください。
  • 直腸への挿入だけに使用し、できるだけ排便後に使用してください。
  • 肛門部を傷つけないように慎重に挿入してください。
  • 使用方法については<坐剤の使い方>の説明書をよく読んで使用してください。
  • 使い忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を使用してください。ただし、次に使用する時間が近い場合は使用しないで、1回分を飛ばし、次に使用する時間に1回分を使用してください。
  • 絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用を止めないでください。
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副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、吐き気・嘔吐、腹痛、下痢、軟便、直腸粘膜の刺激、浮腫などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[6]

  • ショック、アナフィラキシー
    冷汗、呼吸困難、じんましん
  • 出血性ショックまたは穿孔を伴う消化管潰瘍
    みぞおちの痛みや圧痛、胸やけ、出血によるショック(顔面蒼白など)
  • 再生不良性貧血[7]、溶血性貧血[8]、無顆粒球症、血小板減少
    あおあざができる、疲れやすい、高熱
  • 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症
    高熱、眼球粘膜の充血、全身の赤い発疹
  • 急性腎不全
    尿量減少、手足や顔のむくみ、全身倦怠感
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ジェネリック医薬品[9] anchor.png[10]

  • ボンフェナック坐剤
  • アデフロニック錠
  • アデフロニックズポ
  • アデフロニックゲル
  • イリナトロン錠
  • ジクロフェナック点眼液
  • レクトス
  • ジクロフェナクNaローション

Last-modified: 2020-10-25 (日) 13:13:12 (JST) (1278d) by kondo