グレカプレビル水和物(Glecaprevir Hydrate) ピブレンタスビル(Pibrentasvir) [1]
抗ウイルス化学療法剤
- マヴィレット配合錠 (製薬会社:アッヴィ合同会社)
C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
- セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎の場合
通常、成人、12歳以上の小児及び3歳以上12歳未満かつ体重45kg以上の小児には1回3錠(グレカプレビルとして300mg及びピブレンタスビルとして120mg)を1日1回、食後に経口投与する。投与期間は8週間とする。なお、C型慢性肝炎に対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることができる。
- セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変の場合
- セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合
通常、成人、12歳以上の小児及び3歳以上12歳未満かつ体重45kg以上の小児には1回3錠(グレカプレビルとして300mg及びピブレンタスビルとして120mg)を1日1回、食後に経口投与する。投与期間は12週間とする。
主な副作用としてそう痒、頭痛、倦怠感、血中ビリルビン増加
重大な副作用 [6]
- 肝機能障害、黄疸
AST、ALT、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
その他の副作用 [7]
副作用 | 5%以上 | - | 5%未満 | 頻度不明 |
泌尿器 | - | - | 蛋白尿 | - |
精神・神経系 | - | - | 頭痛、傾眠 | - |
消化器 | - | - | 悪心、腹痛、腹部膨満 | 嘔吐、上腹部痛 |
皮膚・皮下組織系 | - | - | そう痒、発疹、薬疹、血管炎性皮疹 | 血管性浮腫 |
代謝及び栄養 | - | - | 食欲減退 | - |
全身 | - | - | 倦怠感、疲労、悪寒、活動性低下 | 無力症 |
臨床検査 | - | - | 血中ビリルビン増加,ALT(GPT)増加、尿中結晶陽性 | - |