ページへ戻る

− Links

 印刷 

マリゼブ錠 :: 医療 Wiki

illness:マリゼブ錠

ページ内コンテンツ
  • オマリグリプチン(Omarigliptin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • ジェネリック医薬品

オマリグリプチン(Omarigliptin) anchor.png[1]

持続性選択的DPP-4阻害剤・経口糖尿病[2]用剤

  • マリゼブ錠 (製薬会社:キッセイ薬品工業株式会社〔2020年4月~〕/MSD株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[3]

血糖[4]を一定に保つ働きをするインクレチンを分解する酵素を阻害することにより、血糖[4]が高い時にインスリン分泌促進作用並びにグルカゴン濃度低下作用を増強し血糖[4]コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病[2]の治療に用いられます。

Page Top

用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は1回2錠(主成分として25mg)を週1回服用します。重度、末期腎不全では、1回1錠(12.5mg)を週1回用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時、1回分を飲んでください。次回以降はあらかじめ決めた曜日に服用してください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

Page Top

生活上の注意 anchor.png[6]

示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。低血糖[4]症状を起こす事がありますので、高所での作業や車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。低血糖[4]症状が起こった時には十分量の糖分(砂糖、ブドウ糖、清涼飲料水など)をとるようにしてください。
α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、低血糖[4]症状が起こった時にはブドウ糖をとるようにしてください。

Page Top

副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、低血糖[4]症、便秘などが報告されています。

Page Top

重大な副作用 anchor.png[8]

  • 血糖[4]
    血糖[4]があらわれることがある。特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖[4]症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されている。
    寒気、空腹感、手足のふるえ
  • 類天疱瘡
    水疱、びらん 等
  • 急性膵炎
    持続的な激しい腹痛、嘔吐 等の異常
  • 腸閉塞
    高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐 等の異常
Page Top

その他の副作用 anchor.png[9]

副作用1%以上0.2~1%未満0.2%未満頻度不明
消化器-便秘、下痢---
皮膚・皮下組織系-湿疹--
臨床検査-ALT増加、グリコヘモグロビン[10]増加、血中ブドウ糖増加--

Last-modified: 2020-02-08 (土) 20:37:31 (JST) (1537d) by kondo