ページ内コンテンツ
トリアムシノロンアセトニド(Triamcinolone acetonide)
眼科手術補助剤・硝子体内注用副腎皮質ホルモン剤
- マキュエイド硝子体内注用 (製薬会社:わかもと製薬株式会社)
作用と効果
透明な硝子体に付着し、硝子体を見やすくしたり、糖尿病に合併する眼の中の炎症を抑え、網膜の腫れを鎮め、視力の改善に用いられます。
通常、硝子体手術時の硝子体可視化として、または、糖尿病黄斑浮腫の治療に用いられます。
用法・用量
硝子体手術時の硝子体可視化に使用される場合:通常、眼球内(硝子体内)に注射します。
- 糖尿病黄斑浮腫に使用される場合
通常、眼球内(硝子体内)に注射します。再注射する場合は、3ヶ月以上の間隔をあけます。注射部位の感染を予防するため、この薬の使用前から使用後3日まで、医師の指示に従って抗菌剤の目薬を点眼してください。
副作用
主な副作用として、白内障、眼圧上昇、眼内炎、飛蚊症、視力低下、霧視、眼の異物感、糖尿病の悪化などが報告されています。
- 硝子体内投与【硝子体手術時の硝子体可視化】
眼圧上昇及び術中低血圧 - 硝子体内投与【糖尿病黄斑浮腫】
主な副作用は、眼圧上昇、白内障、飛蚊症、視力低下、硝子体内薬物拡散、血中ブドウ糖増加
- テノン嚢下投与
主な副作用は眼圧上昇、血中コルチゾール減少、白内障、結膜充血
重大な副作用
- 白内障
まぶしい、かすんで見える、視力の低下 - 眼圧上昇
頭痛 - 眼内炎
眼の痛み、眼の重苦しさ、眼の違和感、眼の充血
硝子体内投与【糖尿病黄斑浮腫】
- 眼障害
白内障、眼圧上昇、眼内炎があらわれ、外科的処置を必要とすることがある。
その他の副作用
硝子体内投与【糖尿病黄斑浮腫】
テノン嚢下投与
副作用 | 5%以上 | 5%未満 | - | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | 好中球百分率増加、リンパ球百分率減少、単球百分率増加、白血球数減少、白血球数増加 | - | - |
肝胆道系 | - | 脂肪肝 | - | - |
神経系 | - | 体位性めまい、頭痛 | - | - |
眼・外眼部 | 結膜充血 | 結膜浮腫、結膜出血、点状角膜炎、眼脂 | - | - |
眼・前眼部 | 前房内細胞、後発白内障 | - | - | |
眼・後眼部 | - | 網膜出血、硝子体剥離、硝子体浮遊物 | - | - |
眼・その他 | - | 眼痛、視力低下 | - | - |
代謝及び栄養 | 糖尿病、血中ブドウ糖増加、尿中ブドウ糖陽性、血中トリグリセリド増加、尿中蛋白陽性 | - | - | |
体液・電解質 | - | 高血圧、血圧上昇 | - | - |
筋骨格系及び結合組織障害 | - | 筋骨格痛 | - | - |
その他 | 血中コルチゾール減少 | アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中尿素増加、血中尿素減少、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、ロイシンアミノペプチダーゼ上昇 | - | - |
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | マキュエイド硝子体内注用 |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | seriza |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 3082,
today: 1,
yesterday: 0
初版日時: 2016-01-10 (日) 17:08:34
最終更新: 2019-03-23 (土) 22:17:52 (JST) (1852d) by kondo
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。