ページへ戻る

− Links

 印刷 

ベサコリン散 :: 医療 Wiki

illness:ベサコリン散

ページ内コンテンツ
  • ベタネコール塩化物(Bethanechol chloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

ベタネコール塩化物(Bethanechol chloride) anchor.png[1]

副交感神経亢進剤

  • ベサコリン散 (製薬会社:製造販売元 サンノーバ株式会社/販売元 エーザイ株式会社)
Page Top

作用と効果 anchor.png[2]

副交感神経を刺激し胃腸の働きを活発にすると共に、胃液の分泌を促します。また、膀胱の排尿筋を収縮させ、排尿を助けます。 通常、慢性胃炎、腸閉塞の消化管機能低下や術後の排尿困難などの治療に用います。

  • 消化管機能低下のみられる下記疾患
    • 慢性胃炎
    • 迷走神経切断後
    • 手術後及び分娩後の腸管麻痺
    • 麻痺性イレウス
  • 手術後、分娩後及び神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難(尿閉)
Page Top

用法・用量 anchor.png[3]

通常、成人は1日0.6~1g(主成分として30~50mg)を3~4回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

Page Top

副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、発熱、発汗、顔面潮紅、腹痛、悪心・嘔吐、胸やけ、下痢、心悸亢進(動悸)などが報告されています。

Page Top

重大な副作用 anchor.png[5]

  • コリン作動性クリーゼ
    悪心、嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、発汗、徐脈、血圧低下、縮瞳 等の症状があらわれることがある。
Page Top

その他の副作用 anchor.png[6]

副作用5%以上0.1~5%未満0.1%未満頻度不明
精神神経系-頭痛---
循環器・心臓-心悸亢進-胸内苦悶
消化器-胸やけ、悪心、嘔吐、唾液分泌過多、腹痛、下痢-胃部不快感
過敏症-発熱、発汗、顔面潮紅--

Last-modified: 2021-06-03 (木) 13:46:26 (JST) (1058d) by kondo