プロスタール錠

作用と効果

アンチアンドロゲン作用により、肥大した前立腺を縮小させ、さらに血中のテストステロン濃度を低下させることで腫瘍細胞の増殖を抑制し、排尿困難、残尿感、頻尿などの症状を取り除きます。 通常、前立腺肥大症、前立腺癌の治療に用います。

用法・用量

前立腺肥大症：1回1錠（主成分として25mg）を1日2回食後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。 前立腺癌：1回2錠（主成分として50mg）を1日2回食後に服用しますが、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まずに、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、かゆみ、浮腫、体重増加、胃部不快感、女性型乳房、インポテンスなどが報告されています。

稀な副作用

• うっ血性心不全
  全身倦怠感、全身のむくみ、息苦しい
• 血栓症
  脚の痛み・浮腫、激しい頭痛・息切れ、急な視力低下
• 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
  全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
• 糖尿病、糖尿病の悪化、高血糖
  全身倦怠感、体重減少、のどの渇き

ジェネリック医薬品

• プロスタット錠
• レコルク錠
• プレストロン錠
• プレストロン徐放錠
• ゲシンL錠
• クロキナン錠
• ヴェロニカ錠
• ゲシン錠
• ジルスタンL錠
• ロンステロン錠
• クロルマジノン酢酸エステル錠
• クロルマジノン酢酸エステル徐放錠
• レコルク錠25mg
• サキオジール錠