- 黄体ホルモン
- 何がわかるのか
- 検査を受ける時の注意
- 異常な場合に疑われる病気
黄体ホルモン [1]
プロゲステロン(黄体ホルモン)は女性ホルモンの一種です。エストロゲン[2](卵胞ホルモン)が性周期の前半(卵胞期)を維持するのに対して、プロゲステロンは性周期の後半(黄体期)に卵胞の発育を抑制し子宮内膜を維持します。
また、妊娠の持続(月数の経過とともにプロゲステロンが増加します。)などに重要な働きをしています。
- 基準値
- 卵胞期 1.7ng/ml以下
- 排卵期 4.9ng/ml以下
- 黄体期 0.2~31.6ng/ml
- 男性 0.7ng/ml以下以下
- 妊婦
- 前期1~16週 4.2~39.2ng/ml
- 中期17~28週 19.6~143ng/ml
- 後期29~40週 34.5~390ng/ml
何がわかるのか [3]
血液中のプロゲステロン量を調べることによって、卵巣の働きや胎盤の働きがわかります。
副腎や下垂体[4]の異常で変化が見られることがあります。
検査を受ける時の注意 [5]
特にありません。