合成副腎皮質ホルモン剤
合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫抑制作用のほか、広範囲にわたる代謝作用を示します。
通常、内科・小児科、外科など各科のさまざまな病気の治療に用いられます。
ただし、病気の原因そのものを治す薬ではありません。
通常、成人は1日1~12錠(主成分として5~60mg)を1~4回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
川崎病の急性期に使用する場合は、通常、体重1kgあたり1日2mgを3回に分けて服用します。1日最大量は60mg(12錠)までです。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
急に薬を中止すると不都合な症状があらわれることがあります。
主な副作用として、満月様顔貌、発疹などが報告されています。