ミゾリビン(Mizoribine)
- ブレディニン錠 (製薬会社:旭化成ファーマ株式会社)
作用と効果
リンパ球の核酸合成を選択的に抑制することにより、腎移植後の拒否反応を抑制します。 また、同様の作用により免疫機能の異常を抑え、ネフローゼ症候群、ループス腎炎において、尿蛋白などの腎症状の改善、関節リウマチにおける関節の腫れ、痛み、こわばりなどの症状を和らげます。 通常、腎移植後の拒否反応の抑制、ネフローゼ症候群、ループス腎炎、関節リウマチの治療に用いられます。
用法・用量
- 腎移植における拒否反応抑制
通常、1日主成分として初期量2〜3mg/kg、維持量1〜3mg/kgを1日1〜3回に分けて服用しますが、耐薬量や有効量には個人差があるので、最適の治療効果を得るために注意深く増減されます。 - ネフローゼ症候群およびループス腎炎
通常、成人は1回2錠(主成分として50mg)を1日3回服用しますが、腎機能の程度により減量されます。 - 関節リウマチ
通常、成人は1回2錠(主成分として50mg)を1日3回服用します。症状により適宜増減されますが、腎機能の程度により減量されます。 本剤は1錠中に主成分25mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、飲み忘れた分を飲まず、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、腹痛、食欲不振、発疹、かゆみ、発熱などが報告されています。
稀な副作用
- 骨髄機能抑制
のどの痛み、発熱、鼻や歯ぐきからの出血 - 感染症
発熱、体がだるい、かぜのような症状 - 間質性肺炎
発熱、から咳、呼吸困難 - 急性腎不全
尿量が減る、むくみ - 肝機能障害、黄疸
体がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる
ジェネリック医薬品
- ミゾリビン錠
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初版日時: 2012-07-11 (水) 16:40:52
最終更新: 2012-07-11 (水) 16:40:52 (JST) (4300d) by seriza
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