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ビデュリオン皮下注用 :: 医療 Wiki

illness:ビデュリオン皮下注用

ページ内コンテンツ
  • エキセナチド(Exenatide)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用
    • 同じ成分の医薬品

エキセナチド(Exenatide) anchor.png[1]

GLP-1受容体作動薬 2型糖尿病[2]治療剤

  • ビデュリオン皮下注用(製薬会社:製造販売元(輸入) アストラゼネカ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

週1回投与で薬効が持続するように製剤的な工夫をしたグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬とよばれる薬です。GLP-1受容体を介して、グルコース濃度に依存したインスリン分泌を促進し、またグルカゴン分泌を抑制することで、血糖[4]コントロールを改善します。
通常、2型糖尿病[2]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

通常、成人は主成分として1回2mgを1週間に1回皮下注射します。必ず指示された使用方法に従ってください。

  • 専用懸濁用液および注射針は付属のものを使用してください。
  • 専用懸濁用液でカートリッジの注射剤を懸濁させた後、懸濁した液が白色から白濁色になっていることを確認してから使用してください。
  • 食事の時間に関係なく、1日のうちいつでも注射できますが、専用懸濁用液で懸濁させた後はすぐに注射してください。
  • 注射は腹部、大腿部または上腕部に行い、同じところに繰り返し注射しないようにしてください。
  • 注射を開始する前に取扱説明書を読んでください。
  • 1本の製剤を他の人と共用しないでください。
  • 注射を忘れた場合は担当の医師に相談してください。
  • 絶対に2回分を一度に注射してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。
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生活上の注意 anchor.png[6]

指示された食事療法、運動療法があれば、これを守ってください。

スルホニルウレア剤など他の糖尿病[2]用薬との併用により、低血糖[4]〔高度な空腹感、脱力感、振戦(手足の震え)〕を起こすことがあります。特に高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事するときには、十分に注意してください。

血糖[4]についての注意は家族やまわりの方にも知らせてください。低血糖[4]症状があらわれた場合、糖質を含む食品や砂糖を直ぐにとってください。

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副作用 anchor.png[7]

主な副作用として、注射部位のしこり、注射部位のかゆみ、吐き気、嘔吐、下痢、便秘などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[8]

  • 血糖[4]
    血糖[4]症状(脱力感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦(手足の震え)、頭痛、めまい、嘔気、知覚異常等)を起こすことがある。
  • 腎不全
    急性腎障害、慢性腎不全の悪化、クレアチニン[9]上昇、腎機能障害があらわれることがある。
    むくみ、全身のけいれん、貧血[10]
  • 急性膵炎
    嘔吐を伴うような持続的なおなかの痛み、発熱、吐き気
  • アナフィラキシー反応、血管浮腫
    呼吸困難、発汗、全身の発疹、まぶた・口唇の腫れ、じんましん
  • 腸閉塞
    排便・排ガスの停止、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐
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その他の副作用 anchor.png[11]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
肝臓--肝機能異常-
腎臓---血中クレアチニン[9]増加
精神系-浮動性めまい頭痛、味覚異常、傾眠-
消化器悪心、下痢、嘔吐、便秘、食欲減退消化不良、腹部不快感、腹部膨満鼓腸、腹痛、逆流性食道炎、上腹部痛、胃炎おくび
皮膚・皮下組織系--発疹、そう痒症、紅斑、脱毛症、じん麻疹全身性そう痒症、斑状皮疹、丘疹
代謝及び栄養--体重減少脱水
投与部位注射部位硬結、注射部位そう痒感注射部位結節 、注射部位紅斑注射部位疼痛、注射部位出血、注射部位腫脹注射部位発疹、注射部位膿瘍、注射部位蜂巣炎
その他--疲労-
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同じ成分の医薬品 anchor.png[12]

  • バイエッタ皮下注

Last-modified: 2021-06-14 (月) 18:46:51 (JST) (1038d) by kondo