抗ヒスタミン[2]剤
抗コリン作用により、筋肉のこわばり、手のふるえなどのパーキンソニスムの症状をやわらげます。また、抗ヒスタミン[2]作用によりアレルギー症状(かゆみ、くしゃみ・鼻汁・せきなど)を改善します。
通常、振せん麻ひ、パーキンソニスム、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・せき、枯草熱(花粉症[4])、アレルギー性鼻炎、皮膚疾患に伴うかゆみ(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹)、じんましん、血管運動性浮腫、動揺病(乗り物酔い)の改善や麻酔前投薬、人工(薬物)冬眠に用いられます。
振せん麻ひ、パーキンソニスムには、通常、成人は主成分として1日25~200mgを数回に分けて服用します。本剤は1錠中に主成分5mgを含有します。
上記以外の疾患には、通常、成人は1回1~5錠(主成分として5~25mg)を1日1~3回服用します。いずれの場合も治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。
主な副作用として、眠気、頭痛、口渇、発疹、光線過敏症、肝障害(全身けん怠感、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)などが報告されています。
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