パクリタキセル(Paclitaxel) [1]
抗悪性腫瘍剤
- 非小細胞肺がん[6]、胃がん[8]および子宮体がん[9]
通常、1日1回点滴で静脈内に注射したあと、少なくとも3週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。
- 乳がん[7]
通常、1日1回点滴で静脈内に注射したあと、少なくとも3週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。または、1日1回、週1回点滴で静脈内に注射し、6週連続で使用したあと、少なくとも2週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。
- 卵巣がん[5]
通常、1日1回点滴で静脈内に注射したあと、少なくとも3週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。または、1日1回、週1回点滴で静脈内に注射し、3週連続で使用します。これを1クールとして繰り返します。
- 再発または難治性の胚細胞腫瘍[13]
通常、1日1回点滴で静脈内に注射したあと、少なくとも3週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。
- 再発または遠隔転移を有する頭頸部がん[10]、再発または遠隔転移を有する食道がん[11]、血管肉腫
通常、1日1回、週1回点滴で静脈内に注射し、6週連続で使用したあと、少なくとも2週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。
- 進行または再発の子宮頸がん[12]
通常、1日1回24時間かけて点滴で静脈内に注射したあと、少なくとも3週間休薬します。これを1クールとして繰り返します。
具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。
アルコールが含まれているため、眠気やめまいなどがあらわれることがあります。注射のあとは、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。
主な副作用として、発疹、発赤、低血圧、吐き気・嘔吐、下痢、食欲不振、口内炎、便秘、脱毛、呼吸困難、無力症、腹痛、倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛、骨痛、背部痛、発熱、潮紅などが報告されています。
- ショック、アナフィラキシー様症状
呼吸困難、胸痛、低血圧
- 白血球減少などの骨髄抑制
貧血[18]症状、発熱、出血傾向
- 末梢神経障害、麻痺
しびれ、麻痺、片麻痺
- 間質性肺炎[19]、肺線維症
発熱、から咳、呼吸困難
- 急性呼吸窮迫症候群
呼吸困難、頭重、皮膚や粘膜が青紫色~暗紫色になる