- PH4処理酸性人免疫グロブリン
- 作用と効果
- 用法・用量
- 生活上の注意
- 副作用
- 同じ成分の医薬品
血漿分画製剤(皮下注用人免疫グロブリン[1]製剤)
- ハイゼントラ皮下注 (製薬会社:CSLベーリング株式会社)
- 無又は低ガンマグロブリン血症
- 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)
- 無又は低ガンマグロブリン血症
通常、人免疫グロブリンGとして50~200mg(0.25〜1mL)/kg体重を週1回皮下投与する。なお、患者の状態に応じて、1週あたりの投与量及び投与回数は適宜増減する。
- 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)
通常、成人には人免疫グロブリンGとして1週あたり200mg(1mL)/kg体重を1日又は連続する2日で分割して皮下投与するが、患者の状態に応じて、最大400mg(2mL)/kg体重から投与を開始することもできる。なお、維持用量は200〜400mg/kg体重で適宜増減する。
主な副作用は、注射部位の局所反応
重大な副作用 [7]
- アナフィラキシー反応
びまん性紅斑を伴う全身潮紅、胸部不快感、頻脈、低血圧、喘鳴、喘息、呼吸困難、チアノーゼ 等
- 無菌性髄膜炎[8]症候群
無菌性髄膜炎[8](項部硬直、頭痛、発熱、羞明、悪心、嘔吐等)があらわれることがある。
- 血栓塞栓症
脳梗塞、心筋梗塞[9]、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓塞栓症があらわれることがある。
中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)、胸痛、突然の呼吸困難、息切れ、下肢の疼痛・浮腫 等