アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine besilate)
- ノルバスクOD錠 (製薬会社:ファイザー株式会社)
作用と効果
カルシウム拮抗剤で、細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより冠血管や末梢血管を弛緩させ、血圧を下げたり、狭心症の発作をおこりにくくします。
通常、高血圧症、狭心症の治療に使用されます。
用法・用量
- 成人
- 小児
- 高血圧症
通常、6歳以上の小児は、1回アムロジピンとして2.5mgを1日1回服用しますが、年齢・体重・症状により適宜増減されます。ただし、1日1錠(アムロジピンとして5mg)を超えません。
本剤は1錠中にアムロジピンとして5mgを含有します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
- 高血圧症
- この薬は水と一緒でなくても飲めるタイプの薬です。
- 舌の上でだ液を含ませ軽くつぶしてから、だ液と一緒に飲んでください。
- 普通の薬と同じように、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこともできます。
- 飲み忘れた場合は、(高血圧症の場合)翌日通常の時間に服用してください。
(狭心症の場合)1日以内に気がついた場合であれば、気がついた時点でとりあえず1回分を飲んでください。
- 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
生活上の注意
血圧が下がることにより、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。グレープフルーツジュースによって、この薬の作用が強くなることがありますので、一緒に飲むことは避けてください。
副作用
主な副作用として、ほてり(熱感、顔面潮紅など)、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、動悸、浮腫、発疹、かゆみ、じんましん、光線過敏症、多形紅斑、血管炎、血管浮腫、連用により歯肉肥厚などが報告されています。
稀な副作用
- 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
吐き気・嘔吐、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる - 無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
のどの痛み、発熱、出血しやすい(歯ぐきからの出血や鼻血など) - 房室ブロック
徐脈、めまい、失神 - 横紋筋融解症
筋肉痛、脱力感、赤褐色尿
ジェネリック医薬品
- アムロジピン錠
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初版日時: 2016-01-24 (日) 14:48:11
最終更新: 2016-01-24 (日) 14:49:30 (JST) (3012d) by kondo
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