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ノリトレン錠 :: 医療 Wiki

illness:ノリトレン錠

ページ内コンテンツ
  • ノルトリプチリン塩酸塩(Nortriptyline hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

ノルトリプチリン塩酸塩(Nortriptyline hydrochloride) anchor.png[1]

情動調整剤

  • ノリトレン錠 (製薬会社:大日本住友製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

中枢神経に作用して、気持ちを楽にして意欲を高めます。 通常、うつ病[3]およびうつ状態の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、初めノルトリプチリンとして1日30〜75mgを2〜3回に分けて服用します。その後必要に応じて少しづつ増量されますが、最大量は1日150mg以内です。本剤は1錠中ノルトリプチリンとして10mgを含有する製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にすぐに忘れた1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[5]

主な副作用として、口渇、眠気、便秘、発疹、そう痒感、黄疸、全身倦怠感・食欲不振・吐き気、口の周り等の不随運動などが報告されています。

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重大な副作用 anchor.png[6]

  • てんかん[7]発作
    全身または局所の筋肉の突っ張りや震え、意識障害、逆行性健忘
  • 無顆粒球症
    発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合がある。
    のどの痛み、頭痛、寒気やふるえを伴って高熱が出る。
  • 麻痺性イレウス
    腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満又は弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがある。
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その他の副作用 anchor.png[8]

副作用1%以上-1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害---白血球減少
肝臓--黄疸AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等の肝障害
精神神経系眠気、不眠、振戦等のパーキンソン症状、焦燥-不安、耳鳴、知覚異常幻覚、せん妄、精神錯乱、運動失調
抗コリン作用口渇、便秘-排尿困難、視調節障害、鼻閉眼内圧亢進
循環器・心臓血圧降下-血圧上昇、頻脈動悸、心電図異常(QT延長等)
消化器食欲不振-悪心、嘔吐、味覚異常、下痢-
過敏症--発疹、そう痒感-
長期投与--口周部等の不随意運動-
その他眩暈、頭痛、倦怠感-ふらつき、発汗-

Last-modified: 2019-04-04 (木) 18:06:32 (JST) (1853d) by kondo