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ニトログリセリン舌下錠 :: 医療 Wiki

illness:ニトログリセリン舌下錠

ページ内コンテンツ
  • ニトログリセリン(Nitroglycerin)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

ニトログリセリン(Nitroglycerin) anchor.png[1]

狭心症[2]用舌下錠

  • ニトログリセリン舌下錠 (製薬会社:日本化薬株式会社)
    販売中止された医薬品です。
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作用と効果 anchor.png[3]

心臓の血管を拡張させ、心臓に血液や酸素を供給するとともに、全身の静脈血管の抵抗を減らして心臓の負担を軽減させる作用があります。通常、狭心症[2]などの発作をやわらげるために用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人は1回1~2錠(主成分として0.3~0.6mg)を発作時に舌の下に置いて唾液で溶かし服用します。飲み込まないでください。効果は通常、1~2分であらわれますが、5分ほどたっても効果があらわれないときは、さらに1錠(0.3mg)追加できます。

  • 年齢、症状により適宜増減されます。
  • 必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 1回の発作で5分おきに3錠まで使用しても良くならないとき、発作が15~20分以上続くときや急に1日の発作の回数が多くなった場合は心筋梗塞[5]の可能性がありますので、至急、医師に連絡してください。
  • 口の中が乾いて溶けにくいときは水で舌を湿らせるか、かみくだいて舌下してください。
  • 立ったままでの服用は立ちくらみが起こることがあるため危険です。必ず椅子に腰かけるか、座って服用してください。
  • 本剤を初めて使用する人は、最初の数回は必ず1錠を服用してください。このとき一過性の頭痛が起こることがありますが、この症状は服用を続ける間に起こらなくなります。
  • 30~60分以上の間をあけてなら、1日何回使ってもかまいません。(頻回に使用しても蓄積されて副作用を起こすことや習慣性はありません。)
  • 発作時にはがまんしないで、直ちに服用してください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、脳貧血[7]、血圧低下、熱感、潮紅、動悸、頭痛、吐き気・嘔吐などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[8]

上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

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ジェネリック医薬品[9] anchor.png[10]

  • ニトロペン舌下錠
  • ジドレンテープ

Last-modified: 2020-11-07 (土) 15:23:19 (JST) (1259d) by kondo