ヒドロモルフォン塩酸塩
癌疼痛治療用注射剤
作用と効果
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
用法・用量
通常、成人にはヒドロモルフォンとして1日0.5〜25mgを持続静脈内又は持続皮下投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。
生活上の注意
副作用
主な副作用は、傾眠、悪心、嘔吐、便秘 等
重大な副作用
連用により薬物依存を生じることがある。
連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、振戦、全身の筋肉・関節痛、呼吸促迫等の退薬症候があらわれることがある。
- 呼吸抑制
息切れ、呼吸緩慢、不規則な呼吸、呼吸異常 等
- 意識障害
昏睡、昏迷、錯乱、譫妄等の意識障害があらわれることがある。
- イレウス(麻痺性イレウスを含む、中毒性巨大結腸 )
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | - | 5%未満 | 頻度不明 |
肝臓 | - | - | 肝機能異常 | - |
神経系 | 傾眠 | - | めまい | 味覚異常 |
呼吸器 | - | - | - | 呼吸困難 |
消化器 | 悪心、嘔吐、便秘 | - | 食欲不振 | 腹部不快感 |
過敏症 | - | - | - | 発疹 |
その他 | カテーテル留置部位反応 | - | 倦怠感、発熱 | 異常感、注射部位反応(疼痛、紅斑、腫脹等) |
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初版日時: 2018-03-13 (火) 17:50:27
最終更新: 2019-02-14 (木) 22:01:25 (JST) (1869d) by kondo
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