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トレムフィア皮下注 :: 医療 Wiki

illness:トレムフィア皮下注

ページ内コンテンツ
  • グセルクマブ(遺伝子組換え)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

グセルクマブ(遺伝子組換え) anchor.png[1]

ヒト型抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体製剤
トレムフィアは、IL-23のサブユニットタンパク質であるp19を特異的に阻害するモノクローナル抗体です。

  • トレムフィア皮下注 (製薬会社:ヤンセンファーマ株式会社
  • トレムフィア皮下注 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

乾癬は正常の約30倍にも及ぶ表皮細胞の異常増殖が特徴で、その病態にはヘルパーT細胞17(Th17)が大きく関与していると考えられています。
IL-23は、Th17の分化、増殖およびその維持に関与するサイトカイン[3]であり、トレムフィアは、IL-23のp19サブユニットに結合することによってIL-23の活性を特異的に阻害し、IL-23の下流にあるTh17へのシグナル伝達を抑制します。

既存治療で効果不十分な下記疾患
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人にはグセルクマブ(遺伝子組換え)として、1回100mgを初回、4週後、以降8週間隔で皮下投与する。

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生活上の注意 anchor.png[5]

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副作用 anchor.png[6]

主なものは、注射部位紅斑、上気道感染

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重大な副作用 anchor.png[7]

  • 重篤な感染症
    ウイルス、細菌、真菌等による重篤な感染症があらわれることがある。
  • 重篤な過敏症
    アナフィラキシー(血管浮腫、蕁麻疹、発疹等)等の重篤な過敏症があらわれることがある。
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その他の副作用 anchor.png[8]

副作用5%以上-5%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害
肝臓
肝胆道系
腎臓
泌尿器
生殖系及び乳房
精神系
神経系---頭痛
感覚器
錐体外路症状
循環器 心臓
血管
呼吸器
消化器---下痢
皮膚・皮下組織系
過敏症
下垂体[9]・副腎皮質系
免疫系
代謝及び栄養
内分泌
筋骨格系及び結合組織障害---関節痛
全身注射部位紅斑--注射部位疼痛
感染症--上気道感染胃腸炎、白癬感染、単純ヘルペス
投与部位
抵抗機構
その他
臨床検査

Last-modified: 2018-05-22 (火) 21:08:55 (JST) (2175d) by kondo