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テグレトール錠 :: 医療 Wiki

illness:テグレトール錠

ページ内コンテンツ
  • カルバマゼピン(Carbamazepine)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • てんかん
      • 躁状態・興奮状態
      • 三叉神経痛
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

カルバマゼピン(Carbamazepine) anchor.png[1]

向精神作用性てんかん[2]治療剤・躁状態治療剤

  • テグレトール錠 (製薬会社:製造販売 サンファーマ株式会社/販売 田辺三菱製薬株式会社)
  • テグレトール細粒 (製薬会社:製造販売 サンファーマ株式会社/販売 田辺三菱製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

脳内の神経の過剰な興奮をしずめて、てんかん[2]発作を抑えます。また、鎮静作用などにより過剰な気分の高まりを抑えます。顔面の三叉(さんさ)神経の異常な興奮を抑え、三叉神経痛の発作を軽減します。 通常、てんかん[2]、躁うつ病[4]などの躁状態、三叉神経痛などの治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[5]

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てんかん[2] anchor.png[6]

  • テグレトール錠
    通常、成人は1回1~2錠(主成分として100~200mg)を1日2回、または1回2~4錠(200~400mg)を1日1回から始め、症状により通常1日6錠(600mg)まで徐々に増量されます。最高は1日12錠(1,200mg)までです。通常、小児は年齢・症状により1日1~6錠(主成分として100~600mg)を何回かに分けて服用します。
  • テグレトール細粒
    通常、成人は1回0.2~0.4g(主成分として100~200mg)を1日2回、または1回0.4~0.8g(200~400mg)を1日1回から始め、症状により通常1日1.2g(600mg)まで徐々に増量されます。最高は1日2.4g(1,200mg)までです。通常、小児は年齢・症状により1日0.2~1.2g(主成分として100~600mg)を何回かに分けて服用します。
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躁状態・興奮状態 anchor.png[7]

  • テグレトール錠
    通常、成人は1回1~2錠(主成分として100~200mg)を1日2回、または1回2~4錠(200~400mg)を1日1回から始め、症状により通常1日6錠(600mg)まで徐々に増量されます。最高は1日12錠(1,200mg)までです。
  • テグレトール細粒
    通常、成人は1回0.2~0.4g(主成分として100~200mg)を1日2回、または1回0.4~0.8g(200~400mg)を1日1回から始め、症状により通常1日1.2g(600mg)まで徐々に増量されます。最高は1日2.4g(1,200mg)までです。
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三叉神経痛 anchor.png[8]

  • テグレトール錠
    通常、成人は1日2~4錠(主成分として200~400mg)から始め、通常1日6錠(600mg)まで何回かに分けて服用します。最高は1日8錠(800mg)までです。小児は年齢・症状により適宜減量されます。 いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。
  • テグレトール細粒
    常、成人は1日0.4~0.8g(主成分として200~400mg)から始め、通常1日1.2g(600mg)まで何回かに分けて服用します。最高は1日1.6g(800mg)までです。小児は年齢・症状により適宜減量されます。 いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。てんかん[2]に使用している場合、急に飲むのを止めるとてんかん[2]発作が連続して起こることがあります。

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生活上の注意 anchor.png[9]

  • 飲み始めと薬の量を増した時は、眠気・吐き気・めまいなどが起こりやすいので、特に注意してください。
  • 眠気や注意力の低下などがあらわれることがありますので、車の運転や危険を伴う機械の操作などは行わないでください。
  • 眠気などが強くなることがありますので飲酒はなるべく避けてください。
  • グレープフルーツジュースと一緒に飲むとこの薬の作用が強く出ることがありますので避けてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品と一緒に飲むとこの薬の作用が弱くなることが考えられていますので避けてください。
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副作用 anchor.png[10]

主な副作用として、眠気、めまい、ふらつき、けん怠・易疲労感、運動失調(運動の調子が狂った状態)、脱力感、発疹、頭痛・頭重、立ちくらみ、口渇(喉が渇く)、血管浮腫(顔、舌、喉の腫れ)、かゆみなどが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[11]

  • 再生不良性貧血[12]、無顆粒球症などの血液障害
    喉の痛み、出血傾向、貧血[13]症状
  • 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症
    発熱、皮膚の発疹・水疱、眼の充血や唇・口内のあれ
  • 過敏症症候群
    発熱、発疹、リンパ節の腫れ
  • 肝機能障害、黄疸
    食欲不振、全身倦怠感、白目や皮膚が黄色くなる
  • 房室ブロック、洞機能不全
    めまい、失神、徐脈
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ジェネリック医薬品[14] anchor.png[15]

  • カルバマゼピン錠
  • カルバマゼピン細粒

Last-modified: 2020-10-08 (木) 13:20:46 (JST) (1290d) by kondo