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チガソンカプセル :: 医療 Wiki

illness:チガソンカプセル

ページ内コンテンツ
  • エトレチナート(Etretinate)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用

エトレチナート(Etretinate) anchor.png[1]

角化症治療剤

  • チガソンカプセル (製薬会社:太陽ファルマ株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

皮膚や口腔粘膜の異常に固くなった部分(角化)をはがし易くし、正常な表皮や粘膜を再形成します。 通常、重症の乾癬や魚鱗癬などの治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[3]

通常、成人は寛解導入に主成分として1日40〜50mgを2〜3回に分けて2〜4週間服用します。1日最高用量は75mgまでです。その後、症状に応じて寛解維持に1日10〜30mgを1〜3回に分けて服用します。

幼・小児は寛解導入に1日体重1kgあたり1.0mgを1〜3回に分けて2〜4週間服用します。その後、症状に応じて寛解維持に1日体重1kgあたり0.6〜0.8mgを1〜3回に分けて服用します。

いずれも、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1カプセル中に主成分10mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
多量の牛乳や脂肪分の多い食事と一緒に飲むことは避けてください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合には1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[4]

主な副作用として、口唇炎、落屑(フケ状のはがれ)、口内乾燥、皮膚が薄くなる、そう痒などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[5]

  • 中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
    関節の痛み、痛みのある赤い肌、全身の赤い斑点と破れやすい水疱、からだがだるい
  • 多形紅斑
    発疹やみずぶくれができる、関節の痛み、発熱
  • 血管炎
    血管の痛み、紫色のあざ、はれ

Last-modified: 2019-04-03 (水) 19:21:22 (JST) (1857d) by kondo