オフロキサシン (Ofloxacin)
広範囲経口抗菌製剤
- タリビッド錠 (製薬会社:第一三共株式会社)
作用と効果
感染症の治療に用いるニューキノロン系経口抗菌製剤で、細菌などのDNA複製を阻害し、抗菌作用を示します。通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、泌尿器感染症、婦人科感染症、眼科感染症、耳鼻科感染症、歯科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
用法・用量
通常、成人は1日3~6錠(主成分として300~600mg)を2~3回に分けて服用しますが、感染症の種類および症状により適宜増減されます。
- ハンセン病
通常、成人は1日4~6錠(主成分として400~600mg)を2~3回に分けて服用しますが、症状により適宜増減されます。原則として他の抗ハンセン病剤と併用されます。 - 腸チフス、パラチフス
通常、成人は1回2錠(主成分として200mg)を1日4回、14日間服用します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、腹痛、下痢、嘔気、食欲不振、腹部不快感、不眠、めまい、発疹、そう痒などが報告されています。
稀な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状
紅斑、悪寒、呼吸困難 - 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群
発熱、紅斑、水疱、びらん - 痙攣
筋肉が発作的に収縮する - QT延長、心室頻拍(Torsades de pointesを含む)
胸痛、動悸、胸部不快感、息切れ - 急性腎不全、間質性腎炎
発熱、全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ - 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
嘔気・嘔吐、食欲不振、倦怠感、そう痒 - 無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少などの血液障害
発熱、咽頭痛、倦怠感、出血傾向(歯ぐきの出血、鼻血、皮下出血など) - 溶血性貧血
全身倦怠感、動悸、めまい - 間質性肺炎、好酸球性肺炎
発熱、から咳、呼吸困難 - 偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎
腹痛、頻回の下痢 - 横紋筋融解症
筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 - 低血糖
冷汗、動悸、脱力感 - アキレス腱炎、腱断裂などの腱障害
腱周辺の痛み、浮腫 - 錯乱、せん妄、抑うつなどの精神症状
考えがまとまらない、時間や場所などが理解できない、話の筋や行動がまとまらない、気分が憂うつでやる気がしない - 過敏性血管炎
発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹 - 重症筋無力症の悪化
上まぶたの下垂、物が重なって見える、運動時の筋肉の疲労感
ジェネリック医薬品
- (製薬会社:)
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初版日時: 2011-12-05 (月) 16:18:13
最終更新: 2011-12-05 (月) 16:37:54 (JST) (4517d) by seriza
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