- ベポタスチンベシル酸塩(Bepotastine besilate)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 副作用
- ジェネリック医薬品
ベポタスチンベシル酸塩(Bepotastine besilate) [1]
選択的ヒスタミンH1受容体拮抗・アレルギー性疾患治療剤
アレルギー症状の原因となる、体内のヒスタミン[3]などの生成や働きを抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状や皮膚のかゆみを改善します。
- 成人
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症)
- 小児
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)
- 成人
通常、成人にはベポタスチンベシル酸塩として1回10mgを1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 小児
通常、7歳以上の小児にはベポタスチンベシル酸塩として1回10mgを1日2回経口投与する。
主な副作用として、眠気、口渇、吐き気、嘔吐、胃痛、下痢、胃部不快感、けん怠感などが報告されています。
- 成人
主なものは、眠気、口渇、悪心、胃痛、下痢、胃部不快感、倦怠感、嘔吐 等
ALT(GPT)上昇、尿潜血、γ-GTP[6]上昇、AST(GOT)上昇 等
- 小児(5歳以上〜15歳未満)
主なものは眠気、口渇、蕁麻疹 等
- 小児(7歳以上15歳以下)
主なものは、眠気、肝機能検査異常、AST(GOT)上昇 等
その他の副作用 [8]
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | - | 白血球数[9]増加、白血球数[9]減少、好酸球増多 | - |
肝臓 | - | AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP[6]の上昇 | LDH、総ビリルビンの上昇 | - |
腎臓 | - | 尿潜血 | 尿蛋白、尿糖[10]、尿ウロビリノーゲン[11] | 尿量減少、排尿困難、尿閉 |
精神神経系 | - | 眠気、倦怠感 | 頭痛、頭重感、めまい | - |
消化器 | - | 口渇、悪心、胃痛、胃部不快感、下痢 | 口内乾燥、舌炎、嘔吐、腹痛 | 便秘 |
過敏症 | - | 発疹 | 腫脹、蕁麻疹 | - |
その他 | - | - | 月経異常 | 浮腫、動悸、呼吸困難、しびれ、味覚異常 |
- ベポタスチンベシル酸塩錠
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