アスピリン(Aspirin) ランソプラゾール(Lansoprazole)
アスピリン/ランソプラゾール配合剤
- タケルダ配合錠 (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
作用と効果
アスピリンは、血小板シクロオキシゲナーゼ-1活性を阻害することにより、血小板凝集を抑制して、血液を固まりにくくし、ランソプラゾールは、胃粘膜のプロトンポンプの酵素活性を阻害することにより、胃酸の分泌を抑制します。
アスピリンは血液が固まって血管をつまらせるのを防ぎますが、胃・十二指腸潰瘍を起こすことがあるので、ランソプラゾールによってそれらを防ぎます。
通常、胃・十二指腸潰瘍の既往がある患者さんの、狭心症、心筋梗塞、虚血性脳血管障害による血栓・塞栓形成や、冠動脈バイパス術(CABG)、経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後の血栓・塞栓形成を抑えるために用いられます。
用法・用量
通常、成人は1回1錠を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。口の中では溶けない薬です。かんだり、割ったりせずに、必ず水と一緒に飲んでください。
飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、便秘、下痢、発疹、かゆみ、多形紅斑、むくみ、貧血、血小板機能低下(出血時間延長)、腹部膨満感、口内炎、大腸炎、頭痛、めまい、興奮、結膜炎、女性化乳房、倦怠感、過呼吸、低血糖などが報告されています。
稀な副作用
- アナフィラキシー、ショック
全身の発疹、顔面のむくみ、息苦しい - 汎血球減少、無顆粒球症、再生不良性貧血、顆粒球減少、溶血性貧血、血小板減少、貧血
体がだるい、発熱、息切れ、鼻血・皮下出血、赤褐色の尿 - 重篤な肝機能障害
皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振 - 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、剥脱性皮膚炎
発熱、全身倦怠感、皮膚・眼・口内に発疹ができる、赤くなる、皮膚がはがれおちる - 間質性肺炎
発熱、から咳、息苦しい - 間質性腎炎
発熱、皮疹、関節痛 - 頭蓋内出血、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血
頭痛、吐き気・嘔吐、意識障害、運動のまひ、血痰、血便、鼻血、視覚障害 - 喘息発作
息苦しい、ヒューヒュー音がする - 消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍
胸焼け、胃もたれ、背中の痛み、腹痛、下痢、血便
スポンサーリンク
ぺージ情報 | |
---|---|
ぺージ名 : | タケルダ配合錠 |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | seriza |
閲覧可 | |
グループ : | すべての訪問者 |
ユーザー : | すべての訪問者 |
編集可 | |
グループ : | 登録ユーザ |
ユーザー : | なし |
Counter: 3213,
today: 1,
yesterday: 0
初版日時: 2014-07-24 (木) 19:44:35
最終更新: 2014-07-24 (木) 19:44:35 (JST) (3556d) by seriza
お気軽に投稿してください。一言でもどうぞ。病気の治療、薬の副作用のことなど。