アトモキセチン塩酸塩
注意欠陥/多動性障害治療剤(選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)
- ストラテラ内用液 (製薬会社:日本イーライリリー株式会社)
用法・用量
- 18歳未満の患者
通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kg(0.125mL/kg)より開始し、その後1日0.8mg/kg(0.2mL/kg)とし、さらに1日1.2mg/kg(0.3mL/kg)まで増量した後、1日1.2〜1.8mg/kg(0.3〜0.45mL/kg)で維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg(0.45mL/kg)又は120mg(30mL)のいずれか少ない量を超えないこと。
- 18歳以上の患者
通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mg(10mL)より開始し、その後1日80mg(20mL)まで増量した後、1日80〜120mg(20〜30mL)で維持する。
ただし、1日80mg(20mL)までの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mg(30mL)を超えないこと。
副作用
- 小児を対象
主なものは頭痛、食欲減退、傾眠、腹痛、悪心 - 成人を対象
主なものは悪心、食欲減退、傾眠、口渇、頭痛
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | ||||
肝臓 | ||||
肝胆道系 | ||||
腎臓 | ||||
泌尿器・生殖 | - | 排尿困難、勃起不全 | 生殖器痛、尿閉、月経困難症、射精障害、不規則月経、前立腺炎、頻尿 | 持続勃起、勃起時疼痛、射精不能、精巣痛、オルガズム異常、尿意切迫 |
生殖系及び乳房 | ||||
精神神経系 | 頭痛、傾眠、浮動性めまい | 体位性めまい、睡眠障害、易刺激性、不快気分、不眠症 | 早朝覚醒型不眠症、気分変化、振戦、抑うつ気分、錯感覚、不安、感覚鈍麻、幻覚を含む感覚障害、うつ病、攻撃性、リビドー減退、チック、激越、落ち着きのなさ | びくびく感 |
神経系 | ||||
感覚器 | ||||
眼 | ||||
耳 | ||||
錐体外路症状 | ||||
循環器 心臓 | 動悸 | 頻脈、血圧上昇、心拍数増加 | 心電図QT延長、失神 | レイノー現象、潮紅 |
血管 | ||||
呼吸器 | ||||
消化器 | 悪心、食欲減退、腹痛、嘔吐、便秘、口渇 | 下痢、消化不良、口内乾燥 | - | 鼓腸 |
皮膚・皮下組織系 | 多汗症 | 皮膚炎 | - | |
過敏症 | - | そう痒症 | 発疹、蕁麻疹 | - |
下垂体・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | ||||
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | ||||
全身 | ||||
投与部位 | ||||
感染症 | ||||
抵抗機構 | ||||
その他 | 体重減少 | 胸痛、無力症、疲労、ほてり、悪寒、味覚異常 | 結膜炎、胸部不快感、末梢冷感、冷感、筋痙縮 | 散瞳 |
臨床検査 |
ジェネリック医薬品
- アトモキセチン内用液
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初版日時: 2018-12-13 (木) 20:35:38
最終更新: 2018-12-13 (木) 20:45:31 (JST) (1959d) by kondo
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