イミダフェナシン (Imidafenacin)
過活動膀胱治療剤
- ステーブラ錠 (製薬会社:製造販売 小野薬品工業株式会社)
- ステーブラOD錠 (製薬会社:製造販売 小野薬品工業株式会社)
作用と効果
膀胱のムスカリン受容体に拮抗的にはたらき、自分ではコントロールできない膀胱平滑筋の過剰な収縮を抑え、膀胱に尿をためやすくします。
通常、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁の治療に用いられます。
用法・用量
通常、成人は1回1錠(主成分として0.1mg)を1日2回朝食後および夕食後に服用します。効果不十分な場合は、1回2錠(主成分として0.2mg)を1日2回まで増量できます。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、次の服用時間に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、口渇・口内乾燥、便秘、残尿、霧視(かすみ眼)、羞明(まぶしい)、胃・腹部不快感、眠気、排尿困難などが報告されています。
重大な副作用
- 急性緑内障
眼圧亢進があらわれることがある。
吐き気、頭痛を伴う眼痛、視力低下 - 尿閉
- 肝機能障害
AST、ALT、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。 - 麻痺性イレウス
著しい便秘、腹部膨満感等があらわれることがある。 - 幻覚・せん妄
- QT延長、心室性頻拍
QT延長、心室性頻拍、房室ブロック、徐脈等があらわれることがある。
その他の副作用
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | - | 赤血球減少、白血球減少、血小板減少 | - | - |
肝臓 | - | γ-GTP、アルカリホスファターゼ、AST、ALT、ビリルビンの上昇 | - | - |
泌尿器 | - | 排尿困難、残尿、尿中白血球・赤血球陽性、尿路感染(膀胱炎、腎盂腎炎等)、尿中蛋白陽性、クレアチニン増加 | - | - |
精神神経系 | - | 眠気、味覚異常、めまい、頭痛 | - | しびれ |
眼 | - | 羞明、霧視、眼の異常感、眼球乾燥、眼精疲労、眼瞼浮腫、複視 | - | - |
循環器・心臓 | - | 動悸、期外収縮、血圧上昇 | - | - |
呼吸器・胸郭および縦隔障害 | - | 咽喉頭疼痛、咳嗽、咽喉乾燥、嗄声 | - | - |
消化器 | 便秘 | 胃・腹部不快感、悪心、腹痛、腹部膨満、下痢、食欲不振、消化不良、胃炎、嘔吐、口唇乾燥、異常便、口内炎 | - | - |
過敏症 | - | 発疹、そう痒 等 | - | - |
その他 | 口渇・口内乾燥 | トリグリセリド増加、浮腫、LDH増加、血中尿酸上昇、倦怠感、コレステロール増加、胸痛、背部痛、脱力感、皮膚乾燥 | - | - |
同じ成分の医薬品
- ウリトス錠 (製薬会社:製造販売元 杏林製薬株式会社)
- ウリトスOD錠 (製薬会社:製造販売元 杏林製薬株式会社)
ジェネリック医薬品
- イミダフェナシン錠
- イミダフェナシンOD錠
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初版日時: 2012-02-01 (水) 16:05:54
最終更新: 2021-05-24 (月) 20:15:09 (JST) (1039d) by kondo
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