リンク元アファチニブ マレイン酸塩（Afatinib maleate） 
抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼ阻害剤
- ジオトリフ錠 （製薬会社：日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社）
作用と効果
上皮成長因子受容体〔EGFR（ErbB1）〕のみならず、ErbB受容体ファミリーに属するHER2（ErbB2）およびHER4（ErbB4）を阻害することにより、腫瘍細胞の増殖を抑制します。
通常、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌の治療に用いられます。
用法・用量
通常、成人は1回2錠（アファチニブとして40mg）を1日1回、食事の1時間前から食後3時間までの間を避けて、毎日決められた時刻に服用します。なお、状態により適宜増減されますが、1回50mg1日1回まで増量されることがあります。
必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用予定時刻まで8時間以内であった場合、当日分は服用せず、次の決められた服用予定時刻に1回分を服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、下痢、発疹、爪囲炎、口内炎などが報告されています
稀な副作用
- 間質性肺疾患
発熱、から咳、呼吸困難 - 重度の下痢
腹痛、激しい下痢、脱水 - 重度の皮膚障害
皮膚の吹き出もの、にきび - 肝不全、肝機能障害
全身がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる - 心障害
動悸・息切れ、胸が痛い、足のむくみ
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初版日時: 2014-05-12 (月) 21:58:31
最終更新: 2014-06-06 (金) 13:11:06 (JST) (3606d) by seriza
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