抗悪性腫瘍剤
がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、頭頸部がん[4]、食道がん[5]、胃がん[6]、胆道がん[7]、小細胞肺がん[8]、非小細胞肺がん[8]、骨肉腫[9]、悪性骨腫瘍、悪性胸膜中皮腫[10]、子宮頸がん[11]、子宮体がん[12]、卵巣がん[13]、胚細胞腫瘍[14](精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)、前立腺がん[15]、睾丸腫瘍、膀胱がん[16]、腎盂・尿管腫瘍、尿路上皮がん、再発・難治性悪性リンパ腫[17]、小児悪性固形がん、神経芽細胞腫[18]の治療に用いられます。
通常、静脈内に点滴注射します。頭頸部がん[4]、子宮頸がん[11]、胚細胞腫瘍[14]、前立腺がん[15]、睾丸腫瘍:通常、1日1回、5日間連続投与し、少なくとも2週間休薬します。これを1クールとし、投与を繰り返します。
腎臓を保護するため、この薬を注射する前と後に点滴で水分補給を行います。
吐き気を防止するため、あらかじめ吐き気止めの薬を投与する場合があります。
主な副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、全身倦怠感、脱毛、貧血[22]などが報告されています。
副作用 | - | - | - | 頻度不明 |
肝臓 | - | - | - | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、γ-GTP[34]上昇 |
精神神経系 | - | - | - | 末梢神経障害(しびれ、麻痺等)、言語障害、頭痛、味覚異常、意識障害、見当識障害[35]、痙攣、レールミッテ徴候 |
循環器 心臓 | - | - | - | 心電図異常、レイノー様症状、動悸、頻脈 |
電解質[36] | - | - | - | 血清ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、リン、マグネシウム等の異常、テタニー様症状 |
消化器 | - | - | - | 悪心・嘔吐、食欲不振、下痢、口内炎、イレウス、腹痛、便秘、腹部膨満感、口角炎 |
皮膚・皮下組織系 | - | - | - | 脱毛、そう痒、色素沈着、紅斑 |
過敏症 | - | - | - | 発疹、ほてり |
その他 | - | - | - | 全身倦怠感、発熱、眩暈、疼痛、全身浮腫、血圧低下、吃逆、高尿酸血症[37]、胸痛、脱水、注射部位反応(発赤、腫脹、疼痛、壊死、硬結等)、血圧上昇 |
(This host) = https://www.joy-mix.com