抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼ阻害剤
未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)融合タンパクの作用を阻害することで、腫瘍細胞の増殖を抑制することにより抗腫瘍効果を示します。
通常、ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌[3]の治療に用いられます。
通常、成人は1回主成分として250mgを1日2回服用します。状態により適宜減量されることがあります。本剤は1カプセル中に主成分200mgを含有します。
主な副作用として、悪心、視力障害、下痢、嘔吐、便秘、末梢性浮腫などが報告されています。
副作用 | 10%以上 | 1~10%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
血液及びリンパ系障害 | ||||
肝臓 | ||||
肝胆道系 | ||||
腎臓 | - | 血中クレアチニン[8]増加、複雑性腎嚢胞 | 腎機能障害、腎膿瘍 | - |
泌尿器 | ||||
生殖系及び乳房 | ||||
精神系 | ||||
神経系 | 味覚異常、浮動性めまい、ニューロパチー | 頭痛、不眠症 | - | - |
感覚器 | ||||
眼 | 視覚障害(視力障害、光視症、霧視、硝子体浮遊物、複視、羞明、視野欠損、視力低下等) | - | - | - |
耳 | ||||
循環器 心臓 | - | 血栓塞栓症 | - | - |
血管 | ||||
呼吸器 | - | 咳嗽、肺炎[9] | - | - |
消化器 | 悪心、下痢、嘔吐、便秘、腹痛(上腹部痛、腹部不快感等) | 食道障害(食道炎、食道潰瘍等)、消化不良、腹部膨満、口内乾燥 | - | - |
皮膚・皮下組織系 | 発疹 | そう痒症、紅斑 | 光線過敏症 | - |
過敏症 | ||||
下垂体[10]・副腎皮質系 | ||||
免疫系 | ||||
代謝及び栄養 | 食欲減退 | 低アルブミン血症、低リン酸血症、低カリウム血症、脱水 | - | - |
内分泌 | ||||
筋骨格系及び結合組織障害 | - | 筋痙縮、関節腫脹 | - | - |
全身 | ||||
感染症 | ||||
投与部位 | ||||
抵抗機構 | ||||
その他 | 浮腫(末梢性浮腫、顔面浮腫、眼窩周囲浮腫等)、疲労 | 発熱、血中テストステロン[11]減少 | - | - |
臨床検査 |
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