- トレラグリプチンコハク酸塩(Trelagliptin Succinate)
- 作用と効果
- 用法・用量
- 生活上の注意
- 副作用
- 重大な副作用
- 重大な副作用(類薬)
- その他の副作用
- その他の副作用
トレラグリプチンコハク酸塩(Trelagliptin Succinate) [1]
持続性選択的DPP-4阻害剤 2型糖尿病[2]治療剤
- ザファテック錠 (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
ザファテックは、週1回投与で良好な血糖[4]コントロールをもたらすDPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ)阻害剤です。
本剤は、血糖[4]調節において重要な役割を担うインクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチドの不活化をもたらすDPP-4を選択的かつ持続的に阻害することにより、インスリンの分泌を血糖[4]値に応じて高め、血糖[4]値をコントロールします。
通常、成人にはトレラグリプチンとして100mgを1週間に1回経口投与する。
低血糖[4]、鼻咽頭炎、リパーゼ[8]上昇
重大な副作用 [9]
低血糖[4]、急性膵炎、腸閉塞
スルホニルウレア剤又はインスリン製剤との併用で重篤な低血糖[4]症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されている。
重大な副作用(類薬) [10]
- 急性膵炎
持続的な激しい腹痛、嘔吐 等
- 腸閉塞
高度の便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐 等
副作用 | 5%以上 | 0.1~5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
肝臓 | - | ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、γ-GTP[13]上昇 | - | - |
循環器 心臓 | - | 心房細動 | - | - |
過敏症 | - | 発疹、そう痒 | - | - |
その他 | - | 血中アミラーゼ[14]上昇、リパーゼ[8]上昇、CK(CPK)上昇、尿潜血陽性、鼻咽頭炎 | - | - |