遺伝子治療[2]用プラスミドベクター
プラスミドに、血管を新生する作用を持つHGF(肝細胞増殖因子)遺伝子を組み込み、それをベクターとして虚血部位に注射することで、細胞内で遺伝子が発現、血管新生が促され血流が確保されて潰瘍を改善するとされる。
通常、成人に対し1か所あたり0.5mgを8か所に4週間間隔で2回筋肉内投与する(1回総計4mg)。
なお、臨床症状が残存する場合には、2回目投与の4週後に3回目の投与を行うこともできる。また、投与に際しては、日局生理食塩液で希釈し、希釈後の1カ所あたりの薬液量は3mL とし、投薬対象筋が小さい場合には2mLまで減じてよい。
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