ゲムシタビン点滴静注用

作用と効果

がん細胞のDNA合成を阻害することにより、がん細胞（腫瘍）が増殖するのを抑えます。
通常、非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がん、手術不能または再発乳がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん、再発または難治性の悪性リンパ腫の治療に用いられます。

用法・用量

• 非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん、再発または難治性の悪性リンパ腫
  通常、1日1回、週1回点滴で静脈内に注射し、3週連続で使用し、4週目は休薬します。これを1クールとして繰り返します。
• 手術不能または再発乳がん
  通常、1日1回、週1回点滴で静脈内に注射し、2週連続で使用し、3週目は休薬します。これを1クールとして繰り返します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

傾眠（ぼんやりする）があらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないようにしてください。

副作用

主な副作用として、食欲不振、吐き気・嘔吐、発疹、疲労感、発熱などが報告されています。

稀な副作用

• 骨髄抑制
  貧血症状、発熱、出血傾向
• 間質性肺炎
  発熱、から咳、呼吸困難
• アナフィラキシー
  呼吸困難、血圧低下、発疹
• 溶血性尿毒症症候群
  発熱、貧血症状、紫斑
• 白質脳症
  高血圧、痙攣、頭痛

ジェネリック医薬品