乾燥濃縮人血液凝固第VIII因子(Freeze-Dried human blood coagulation factor VIII concentrate) [1]
血漿分画製剤
- クロスエイトMC静注用 (製薬会社:一般社団法人 日本血液製剤機構)
血液中に欠乏している血液を固める働きのあるタンパク質(血液凝固第VIII因子)を補うことにより、血が止まりにくくなっている状態を改善します。
通常、血液凝固第VIII因子欠乏患者の出血傾向の抑制に用いられます。
本剤を添付の注射用水5mLに溶かし、通常1回人血液凝固第VIII因子として250~2,000単位をゆっくり静脈内に注射しますが、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1瓶中に人血液凝固第VIII因子250単位を含有します。
- 必ず指示された方法に従ってください。
- 溶かした時に沈殿が認められるものまたは、混濁しているものは使用しないでください。
- 一度溶かしたものは、1時間以内に使用してください。
- 注射し忘れた場合は医師や薬剤師、看護師に相談してください。
- 絶対に2回分を一度に注射してはいけません。誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で使うのをやめないでください。
副作用として、発熱、じんま疹、顔面紅潮などが報告されています。
- アナフィラキシー様症状
呼吸困難、蕁麻疹、全身のかゆみを伴った発赤