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クロザリル錠 :: 医療 Wiki

illness:クロザリル錠

ページ内コンテンツ
  • クロザピン(Clozapine)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

クロザピン(Clozapine) anchor.png[1]

治療抵抗性統合失調症[2]治療薬

  • クロザリル錠 (製薬会社:製造販売元 ノバルティス ファーマ株式会社)
    • 薬価
      25mg/錠 89.30円(2020年4月1日以降)
      100mg/錠 314.90円(2020年4月1日以降)
      薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。
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作用と効果 anchor.png[3]

脳内のドパミン受容体などに作用し、神経バランスを整え、緊張感やイライラする症状を改善し、気分を安定させ、気力が低下している、物事に関心がもてないなどの状態を改善します。 通常、これまでの治療に抵抗性を示した統合失調症[2]の治療に用いられます。

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用法・用量 anchor.png[4]

通常、成人は初日1回1/2錠(主成分として12.5mg)を1日1回、2日目は1回1錠(25mg)を1日1回服用し、3日目以降は1日1錠(25mg)ずつ増量され、原則3週間かけて1日8錠(200mg)まで増量されます。
1日2錠(50mg)を超える場合は2~3回に分けて服用します。維持量は1日8~16錠(200~400mg)を2~3回に分けて服用しますが、症状により適宜増減されます。1回の増量は4日以上間隔をあけ、増量幅は1日4錠(100mg)を超えず、最大1日24錠(600mg)までとされています。

必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

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副作用 anchor.png[5]

主なな副作用として、傾眠(ぼんやりする)、吐き気・嘔吐、流涎過多(よだれが多い)、便秘、頻脈、振戦(手足が震える)、体重増加などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[6]

  • 無顆粒球症、白血球減少症、好中球減少症
    発熱、のどの痛み
  • 心筋炎、心筋症、心膜炎、心嚢液貯留
    疲労、動悸、呼吸困難 []
  • 血糖[7]糖尿病[8]性ケトアシドーシス、糖尿病[8]性昏睡
    口渇、多飲、意識低下
  • 悪性症候群
    筋肉のこわばり、飲み込みにくい、発熱
  • てんかん[9]発作、痙攣、ミオクローヌス発作
    けいれん、意識低下、筋肉のつっぱり
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ジェネリック医薬品[10] anchor.png[11]

  •  (製薬会社:)

Last-modified: 2020-11-05 (木) 12:08:22 (JST) (1262d) by kondo