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ガベキサートメシル酸塩注射用 :: 医療 Wiki

illness:ガベキサートメシル酸塩注射用

ページ内コンテンツ
  • ガベキサートメシル酸塩
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

ガベキサートメシル酸塩 anchor.png[1]

蛋白分解酵素阻害剤

  • ガベキサートメシル酸塩注射用 (製薬会社:沢井製薬株式会社)
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作用と効果 anchor.png[2]

  • 蛋白分解酵素(トリプシン、カリクレイン、プラスミン等)逸脱を伴う下記疾患
    • 急性膵炎
    • 慢性再発性膵炎の急性増悪期
    • 術後の急性膵炎
  • 汎発性血管内血液凝固症
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用法・用量 anchor.png[3]

  • 急性膵炎、慢性再発性膵炎の急性増悪期、術後の急性膵炎
    通常、1回1バイアル(ガベキサートメシル酸塩として100mg)を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液を用いて溶かし、全量500mLとするか、もしくはあらかじめ注射用水5mLを用いて溶かし、この溶液を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液500mLに混和して、8mL/分以下で点滴静注する。

原則として、初期投与量は1日量1〜3バイアル(溶解液500〜1,500mL)とし、以後は症状の消退に応じ減量するが、症状によっては同日中に、さらに1〜3バイアル(溶解液500〜1,500mL)を追加して点滴静注することができる。

  • 汎発性血管内血液凝固症
    通常、成人1日量ガベキサートメシル酸塩として20〜39mg/kgの範囲内で24時間かけて静脈内に持続投与する。
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生活上の注意 anchor.png[4]

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副作用 anchor.png[5]

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重大な副作用 anchor.png[6]

  • ショック、アナフィラキシーショック
    血圧低下、呼吸困難、意識消失、咽・喉頭浮腫 等があらわれることがある。
  • アナフィラキシー様症状
    呼吸困難、咽・喉頭浮腫 等があらわれることがある。
  • 注射部位の皮膚潰瘍・壊死
    本剤の濃度が高くなると、血管内壁を障害し、注射部位及び刺入した血管に沿って静脈炎や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがある。
    注射部位の血管痛、発赤、炎症 等
  • 無顆粒球症、白血球減少、血小板減少
  • 高カリウム血症
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その他の副作用 anchor.png[7]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害---顆粒球減少、好酸球増多
肝臓---AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等、黄疸、総ビリルビン上昇
循環器 心臓---血圧降下
出血---出血傾向亢進
皮膚・皮下組織系---発疹、そう痒感等
その他---悪心、顔面潮紅、発熱、低ナトリウム血症

Last-modified: 2019-03-09 (土) 09:19:47 (JST) (1877d) by kondo