リンク元バンデタニブ製剤 
抗悪性腫瘍剤 チロシンキナーゼ阻害剤
- カプレルサ錠 （製薬会社：サノフィ株式会社）
作用と効果
根治切除不能な甲状腺髄様癌
用法・用量
通常、成人にはバンデタニブとして1回300mgを1日1回、経口投与する。なお、状態により適宜減量する。
生活上の注意
副作用
主な副作用は、皮膚症状（発疹、ざ瘡、皮膚乾燥、皮膚炎、そう痒症等）、下痢、高血圧、悪心、疲労、角膜混濁
重大な副作用
- 間質性肺疾患
間質性肺炎、肺臓炎、肺線維症、急性呼吸窮迫症候群 等があらわれることがある。 - QT間隔延長、心室性不整脈（Torsade de pointesを含む）
- 心障害
頻脈性不整脈（心房細動、頻脈等）、心不全等の心障害があらわれることがある。 - 重度の下痢
重度の下痢があらわれることがある。脱水、電解質異常等の異常 - 中毒性表皮壊死融解症（Toxic Epidermal Necrolysis：TEN）、皮膚粘膜眼症候群（Stevens-Johnson症候群）、多形紅斑
- 重度の皮膚障害
光線過敏反応、発疹、皮膚潰瘍等の重度の皮膚障害があらわれることがある。 - 高血圧
高血圧、血圧上昇、高血圧クリーゼ 等があらわれることがある。 - 可逆性後白質脳症症候群
痙攣、頭痛、視覚障害、錯乱、皮質盲等 - 腎障害
腎不全、蛋白尿 等があらわれることがある。 - 低カルシウム血症
- 肝障害
ALT増加、AST増加、血中ビリルビン増加 等があらわれることがある。 - 出血
鼻出血、血尿、くも膜下出血 等があらわれることがある。 - 消化管穿孔
その他の副作用
| 副作用 | 10％以上 | 1～10％未満 | 1％未満 | 頻度不明 |
| 血液及びリンパ系障害 | - | ヘモグロビン増加、リンパ球減少症 | 貧血 | - |
| 代謝及び栄養 | - | |||
| 内分泌 | - | 甲状腺機能低下症 | - | - |
| 肝臓 | - | |||
| 腎臓 | - | |||
| 泌尿器 | - | |||
| 生殖系及び乳房 | - | |||
| 精神神経系 | - | 頭痛、睡眠障害（不眠症、嗜眠等）、うつ病、味覚異常、聴力低下、ニューロパチー、めまい、錯感覚、振戦、神経過敏、注意力障害、不安、性欲減退 | 口の感覚鈍麻、知覚過敏、感覚鈍麻 | - |
| 眼 | 角膜混濁 | 結膜炎、眼乾燥、視力障害、霧視 | 眼の障害、眼瞼浮腫、緑内障、羞明、光視症、マイボーム腺機能不全 | - |
| 耳 | - | |||
| 感覚器 | - | |||
| 循環器 心臓・血管 | ||||
| 呼吸器 | - | 咳嗽、呼吸困難、発声障害 | 鼻乾燥 | - |
| 消化器 | 下痢、悪心、食欲減退 | 消化不良、嘔吐、腹痛、便秘、嚥下障害、口内炎、口内乾燥 | 膵炎、腹部膨満、唾液欠乏、放屁、胃腸音異常 | - |
| 肝胆道系 | - | |||
| 皮膚・皮下組織系 | 発疹、ざ瘡、皮膚乾燥、皮膚炎、そう痒症等 | 手掌・足底発赤知覚不全症候群、脱毛症、爪の障害 | 長睫毛症、擦過傷、メラノサイト性母斑、毛髪成長異常、毛質異常、多汗症、寝汗 | - |
| 下垂体・副腎皮質系 | - | |||
| 免疫系 | - | |||
| 筋骨格系及び結合組織障害 | - | 無力症、関節炎、筋骨格系胸痛、筋痙縮 | 筋力低下 | - |
| 全身 | - | |||
| 感染症 | - | |||
| 投与部位 | - | |||
| 抵抗機構 | - | |||
| その他 | 疲労 | 体重減少、脱水、体重増加、疼痛、ほてり、潮紅、全身健康状態低下、低カリウム血症、低マグネシウム血症、尿意切迫、発熱、浮腫 | 虚血性脳血管障害、狭心症、治癒不良、粘膜の炎症、低ナトリウム血症、意識消失、頻尿、末梢冷感 | - |
| 臨床検査 | - | |||
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| ぺージ名 : | カプレルサ錠 |
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初版日時: 2016-11-10 (木) 17:59:26
最終更新: 2016-11-10 (木) 18:09:02 (JST) (2714d) by kondo
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