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エフピーOD錠 :: 医療 Wiki

illness:エフピーOD錠

ページ内コンテンツ
  • セレギリン塩酸塩(Selegiline hydrochloride)
    • 作用と効果
    • 用法・用量
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 稀な副作用
    • ジェネリック医薬品

セレギリン塩酸塩(Selegiline hydrochloride) anchor.png[1]

パーキンソン病[2]治療剤

  • エフピーOD錠 (製薬会社:エフピー株式会社)
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作用と効果 anchor.png[3]

選択的MAO-B(モノアミン酸化酵素B型)阻害剤で、脳内のドパミンの分解を防ぐことによって、ドパミン量を正常なレベルに近づけ、パーキンソン病[2]症状を改善します。 通常、パーキンソン病[2]にレボドパ含有製剤との併用療法で使用されます。

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用法・用量 anchor.png[4]

  • レボドパ含有製剤を併用する場合
    通常、成人は1回1錠(主成分として2.5mg)を1日1回朝食後に服用します。2週間ごとに1日1錠(2.5mg)ずつ増量し、最適な維持量(標準1日7.5mg)が決められます。1日量2錠(5mg)以上の場合は1日2回朝食後と昼食後に分けて服用しますが、1日量3錠(7.5mg)の場合は朝食後2錠(5mg)、昼食後1錠(2.5mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されますが1日4錠(10mg)を超えることはありません。本剤は他のレボドパ含有製剤と併用されます。
  • レボドパ含有製剤を併用しない場合
    通常、成人は1回1錠を1日1回朝食後に服用します。2週間ごとに1日1錠(2.5mg)ずつ増量し、1日4錠(10mg)とします。1日量2錠(5mg)以上の場合は1日2回朝食後と昼食後に分けて服用しますが、1日量3錠(7.5mg)の場合は朝食後2錠(5mg)、昼食後1錠(2.5mg)を服用します。年齢・症状により適宜増減されますが1日4錠(10mg)を超えることはありません。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は舌の上で唾液を含ませ、舌で軽くつぶし、唾液のみで飲むことができます。また、水で飲むこともできます。なお、寝たままの状態では、水なしで飲まないでください。

飲み忘れた場合は、気がついたときすぐに忘れた1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分を抜き、次回から指示通りに服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。

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生活上の注意 anchor.png[5]

めまい、注意力・集中力・反射機能などの低下が起こることがありますので、車の運転や機械の操作、高所作業など危険をともなう作業はさけてください。

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副作用 anchor.png[6]

主な副作用として、吐き気・嘔吐、不随意運動(手足が勝手に動く)、幻覚、食欲不振、めまい、ふらつき、発疹などが報告されています。

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稀な副作用 anchor.png[7]

  • 幻覚、妄想、錯乱、せん妄
    ないものが見えたり、意識が乱れ正常な思考ができない
  • 狭心症[8]
    胸の痛み、圧迫感
  • 悪性症候群
    高熱、意識障害、筋肉のこわばり
  • 血糖[9]
    意識障害、意識消失、めまい
  • 胃潰瘍
    みぞおちの痛み、吐き気、胸やけ
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ジェネリック医薬品[10] anchor.png[11]

  • セレギリン塩酸塩錠

Last-modified: 2015-12-23 (水) 15:12:46 (JST) (3041d) by seriza