インスリン グラルギン(遺伝子組換え)
持効型溶解インスリンアナログ製剤
- インスリン グラルギンBS注キット「FFP」 (製薬会社:富士フイルムファーマ株式会社)
作用と効果
インスリン療法が適応となる糖尿病
用法・用量
通常、成人では、初期は1日1回4〜20単位を皮下注射するが、ときに他のインスリン製剤を併用することがある。
注射時刻は朝食前又は就寝前のいずれでもよいが、毎日一定とする。
投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて増減する。なお、その他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1日4〜80単位である。
ただし、必要により上記用量を超えて使用することがある。
副作用
糖尿病網膜症の顕在化又は増悪
重大な副作用
- 低血糖
低血糖(脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)等)があらわれることがある。
なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合がある。
また、長期にわたる糖尿病、糖尿病性神経障害、β-遮断剤投与あるいは強化インスリン療法が行われている場合では、低血糖の初期の自覚症状(冷汗、振戦等)が通常と異なる場合や、自覚症状があらわれないまま、低血糖あるいは低血糖性昏睡に陥ることがある。
低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を経口摂取し、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース等)との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を経口摂取すること。
- ショック、アナフィラキシー
全身性皮膚反応、血管神経性浮腫、気管支痙攣、低血圧等
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初版日時: 2016-04-18 (月) 19:00:21
最終更新: 2016-04-18 (月) 19:05:13 (JST) (2901d) by kondo
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