- イヌリン
- 作用と効果
- 用法・用量
- 使用上の注意
- 生活上の注意
- 副作用
腎機能検査用薬
- イヌリード注 (製薬会社:製造販売元 株式会社富士薬品/販売元 )
本剤1バイアルを加熱溶解後、日局生理食塩液360mLに希釈し、A法で投与するが、18歳以下においては、患者の状態、体格を考慮し、B法を用いることもできる。
- A法
初回量として、150mLを1時間に300mLの速度で30分間、次いで維持量として150mLを1時間に100mLの速度で90分間点滴静注する。
- B法
初回量として、1時間に体重1kgあたり8mL(最大1時間に300mL)の速度で30分間、次いで維持量として、1時間に以下の計算式を用いて算出した投与量(最大1時間に100mL)の速度で120分間点滴静注する。なお、120分間の維持量投与中に排尿が認められなかった場合は、維持量の投与時間を150分間まで延長できる。
維持量(mL)=0.7×推定糸球体ろ過量(mL/min/1.73m2)×体表面積(m2)
重大な副作用 [7]
- ショック、アナフィラキシー
呼吸困難、血圧低下等があらわれることがある。
その他の副作用 [8]
頭痛、頭部不快感、水様便、皮膚、皮疹、白血球減少、好中球増加、リンパ球減少、肝機能検査値異常(AST、ALT、ALP等の増加)、アミラーゼ[9]増加 等が報告されています。
Last-modified: 2022-03-19 (土) 16:57:30 (JST) (780d) by kondo
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