イトラコナゾール(Itraconazole)
経口抗真菌剤
- イトリゾール内用液 (製薬会社:ヤンセン ファーマ株式会社)
作用と効果
真菌(カビの一種)の細胞膜合成を阻害し、病気の原因となる真菌の増殖を抑えることにより抗真菌作用を示します。
通常、真菌感染症(真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、口腔咽頭カンジダ症、食道カンジダ症、ブラストミセス症、ヒストプラスマ症)、真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症の治療、好中球減少が予測される血液悪性腫瘍または造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。
用法・用量
真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎、ブラストミセス症、ヒストプラスマ症:通常、成人は1回20mL(主成分として200mg)を1日1回空腹時に服用します。なお、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、1回量の最大は20mL(200mg)、1日量の最大は40mL(400mg)までとされています。
口腔咽頭カンジダ症、食道カンジダ症
通常、成人は1回20mL(主成分として200mg)を1日1回空腹時に服用します。口腔咽頭カンジダ症において服用するときは、数秒間口に含み、口腔内に薬をいきわたらせた後に飲み込んでください。
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
通常、成人はイトラコナゾール注射剤からの切り替え投与として、1回20mL(主成分として200mg)を1日1回空腹時に服用します。なお、年齢・症状により適宜増減されますが、1回量の最大は20mL(200mg)、1日量の最大は40mL(400mg)までとされています。
好中球減少が予測される血液悪性腫瘍または造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防
通常、成人は1回20mL(主成分として200mg)を1日1回空腹時に服用します。なお、状態などにより適宜増減されますが、1回量の最大は20mL(200mg)、1日量の最大は40mL(400mg)までとされています。
- いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
- 添付の計量カップを用いて正確に量をはかって飲んでください。
- 飲み忘れた場合は、気がついた時にすぐに1回分を飲んでください。ただし、食後に気がついた時は、次の食事の前(空腹時)に飲んでください。
- 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
- 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
ジェネリック医薬品
- イトラコナゾール錠
- イトラコナゾールカプセル
- イトラコナゾール内用液
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