アレルギー病は原因となる物質(アレルゲン、抗原)が体内に入ってきたとき、それに対抗する抗体であるIgEができ抗原抗体反応を起こすために発病します。その際、IgEだけでなくIgG4も関与していて、アレルギー病になると血液中に増加します。それぞれのアレルゲンを患者から採取した血清に加えると、IgG4が反応を起こしてその量を測定できます。これによって原因物質が何であるかを調べることができます。
免疫グロブリン[2] | 働き | 基準値 |
IgG | 血液中にあり、毒素を無毒化したり、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ。 | 880~1800mg/dl |
IgA | 唾液や消化液、痰んどに存在し、のどや腸、気管支などの粘膜で微生物に結合して、侵入を防ぐ。 | 126~517mg/dl |
IgM | 抗原による刺激を受けた後に最も早く出現して異物と闘う。 補体(血液中のタンパク質の一種)と強力して細菌を破壊したり白血球が菌を食べてしまうのを助ける。 | 52~270mg/dl |
IgD | Bリンパ球[4]の膜表面に多く存在する免疫グロブリン[2]。血中濃度はIgEに次いで少なく、 働きはよく分っていない。 | 9mg/dl以下 |
IgE | アレルギー反応のメカニズムでは最も大きな役割を果たしている。寄生虫の排除にも関与している。 | 250IU/ml以下 |
次にあげるアレルゲンに対して原因を特定することが出来ます。
ハウスダスト、ダニ、卵白、米、牛乳、大豆、小麦、スギ、カンジダ。
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