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アセリオ静注液 :: 医療 Wiki

illness:アセリオ静注液

ページ内コンテンツ
  • アセトアミノフェン
    • 作用と効果
    • 用法・用量
      • 併用注意
    • 生活上の注意
    • 副作用
      • 重大な副作用
      • その他の副作用

アセトアミノフェン[1] anchor.png[2]

解熱鎮痛剤

  • アセリオ静注液 (製薬会社:テルモ株式会社)
    アセリオバッグは、利便性向上のため、アセトアミノフェン[1]静注液をプラスチック製のソフトバッグに充填したものです。
    アセリオ静注液, AcelioBag.jpg
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作用と効果 anchor.png[3]

経口製剤及び坐剤の投与が困難な場合における疼痛及び発熱

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用法・用量 anchor.png[4]

  • 成人における疼痛
    通常、成人にはアセトアミノフェン[1]として、1回300〜1000mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。
    なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として4000mgを限度とする。
    ただし、体重50kg未満の成人にはアセトアミノフェン[1]として、体重1kgあたり1回15mgを上限として静脈内投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。
    1日総量として60mg/kgを限度とする。
  • 成人における発熱
    通常、成人にはアセトアミノフェン[1]として、1回300〜500mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。
    なお、年齢、症状により適宜増減するが、原則として1日2回までとし、1日最大1500mgを限度とする。
  • 2歳以上の幼児及び小児における疼痛及び発熱
    通常、2歳以上の幼児及び小児にはアセトアミノフェン[1]として、体重1kgあたり1回10〜15mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として60mg/kgを限度とする。ただし,成人の用量を超えない。
  • 乳児及び2歳未満の幼児における疼痛及び発熱
    通常、乳児及び2歳未満の幼児にはアセトアミノフェン[1]として、体重1kgあたり1回7.5mgを15分かけて静脈内投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。
    なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日総量として30mg/kgを限度とする。
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併用注意 anchor.png[5]

  • アルコール(飲酒)
    アルコール多量常飲者がアセトアミノフェン[1]を服用したところ肝不全を起こしたとの報告がある。
  • クマリン系抗凝血剤 ワルファリン
    抗凝血剤の作用を増強することがある。
  • イソニアジド
    イソニアジドの長期連用者において、肝薬物代謝酵素が誘導され、肝障害を生じやすくなるとの報告がある。
  • カルバマゼピン
    フェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、リファンピシン
    これらの薬剤の長期連用者において、アセトアミノフェン[1]の血中濃度が低下するとの報告がある。
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生活上の注意 anchor.png[6]

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副作用 anchor.png[7]

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重大な副作用 anchor.png[8]

  • ショック、アナフィラキシー
    呼吸困難、全身紅潮、血管浮腫、蕁麻疹 等があらわれることがある。
  • 毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症
  • 喘息発作の誘発
  • 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
    劇症肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP[9]の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
  • 顆粒球減少症
  • 間質性肺炎[10] 
    咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常 等
  • 間質性腎炎、急性腎不全
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その他の副作用 anchor.png[11]

副作用5%以上1~5%未満1%未満頻度不明
血液及びリンパ系障害---チアノーゼ、血小板減少、血小板機能低下(出血時間の延長)等
消化器---悪心・嘔吐、食欲不振
その他---過敏症

Last-modified: 2019-05-20 (月) 17:22:03 (JST) (1802d) by kondo