ラサギリン(Rasagiline)
抗パーキンソン剤 B型モノアミン酸化酵素阻害薬
- アジレクト錠 (製薬会社:武田薬品工業株式会社)
作用と効果
アジレクトの成分ラサギリンは、モノアミンオキシダーゼB(MAO-B)と呼ばれる酵素を抑制することで、脳にあるドーパミンの破壊を防ぎ、減少を抑えます。
おもにパーキンソン病治療に使われます。
用法・用量
1日1回1錠を服用します。
補助療法としての服用では、1日1回0.5mg(半分)が適当ですが、効果が現れない場合は最大1日1回1錠(1mg)まで服用できます。
MAO阻害薬や、抗うつ剤(SSRI)との併用は避けてください。
副作用
主な副作用はジスキネジア、転倒、鼻咽頭炎
- レボドパ含有製剤併用
主な副作用はジスキネジア、悪心、浮動性めまい、頭痛、不眠症、起立性低血圧、転倒
重大な副作用
- 起立性低血圧
パーキンソン病患者では運動機能障害による転倒のリスクが高く、起立性低血圧があらわれた場合には、転倒により骨折又は外傷に至るおそれがある。 - 傾眠、突発的睡眠
- 幻覚
幻覚、幻視、せん妄、幻聴、錯覚、失見当識等の精神症状があらわれることがある。 - セロトニン症候群
不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、ミオクロヌス、発汗、頻脈 等 - 悪性症候群(自発報告につき頻度不明)
急激な減量又は中止により、無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。また、本症発現時には白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることもある。
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初版日時: 2015-07-03 (金) 14:09:07
最終更新: 2019-03-22 (金) 00:16:38 (JST) (1834d) by kondo
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